2006年 12月 26日 ( 2 )
こういうお弁当文化って、うらやましいかも。
店主、この辺じゃ弁当のスペシャリストとしての認知度の方が高い。
ぐらいだから、当然、新しい食材、新しい大量調理法、新製品の弁当箱など、業界情報にはちょいとばかし精通してるわけね。
でも、まさかアメリカの懇意にしてるオモチャ・ディーラーさんから、弁当箱の売り込みがあるなんて思わなかった。
それが、これ。
こういうお弁当文化って、うらやましいかも。_a0077842_42053100.jpg
うーん、その手があったかと、思わず膝を打つロウブロウ・アーティストによるランチボックス(弁当箱)シリーズ。

上段左から右へ、Robot Wants My Lunchbox by Amanda Visell, Unearthly Delights by Gary Baseman, Design by Coop.
中段左から右へ、Wanna Sandwish by Greg Simkins, Dragons Tongue by Joe Ledbetter, La La Lunch by Kii Arenas.
下段左から右へ、Baby Doll by Niagra, First Cocktail by Shag.

あっちの子供が水筒とサンドイッチ詰め込んで学校へ持って行く、小さな手提げカバン風ブリキの箱がランチボックス。
半世紀以上もまえにマスプロ生産されるようになった必携のスクールライフ・アイテムで、四角い平面はいつも旬なテーマで彩られてきた。
つまり時代を語るブリキのキャンバスみたいなものね。
トイザラス(あっちの)なんかには専門のコーナーがあって、映画やTVのキャラがプリントされたいろんなヤツがならんでるし、これのコレクターもいたりする(どんなものにもコレクターはいる)。
1960年代のビートルズがプリントされたランチボックスで錆のないミントなものだと、2千ドル以上で売買されたりしてるんだから、この世界もアブなそうだね。
で、上の写真のは、2005年、LAのLa-La・ランド・ギャラリーで開催された『30人のアーティストによるカスタム・ランチボックス展』の出品作品のうち、人気投票で上位にランクされ、めでたく製品化された8種類なんだってさ。
つい最近、話題にしたばかりの当店お馴染みアーティストの、あのキャラ版もあるよね。
このシリーズが子供向けに量販店で売られるかどうかは、まだ決まっていないとか。
自分が子供のとき、こんなのあったらなぁと思う大人はいるだろうけれど、これをおねだりする子はメッタいないでしょ。
むかし、まだ2、3才だった娘(いま17)に、よくピーウィ・ハーマンのトーキングドール持たせて出かけたことを心苦しく回想する店主なのでした。
とりあえず14番(左)と18番(右)のそれぞれ100個限定の、海外じゃとっくにソールドアウトのショルダーバッグがなぜウチじゃ売れないのか、まずはそこらへんを分析してから仕入れるかどうか決めよっか。
こういうお弁当文化って、うらやましいかも。_a0077842_4245571.jpg
ところで我が日本で、飛騨地方だけでもいいんだけれど、たとえば村上隆の絵入りの弁当箱使って日替わり弁当配達したら、売り上げ伸びるのかなぁ。
店主、弁当屋の主(アルジ)を掛け持ちしながら、よく考えるんだ。
カッコいい弁当箱なんていらないけれど、せめて楽しいのがないものかってね。
あっちのランチボックス見ると、中身や味のことはさて置いて、お昼が楽しくなるようなお弁当文化っていうか、ランチタイムの過ごし方の違いをしみじみ感じちゃう。
飛騨の弁当王(スケールちっせぇ)としては、もっと、がんばらないと。
by tomenosuke_2006 | 2006-12-26 09:50
モチャファンの人は、ここ、飛ばしてください。
ひさしぶりにネフローゼ症候群の経過報告させていただきます。
おかげさまでこのブログ、種々大勢の人にのぞいてもらってる。
コア(怖?)な映画通からテンプレートなコレクター、ウチの店がきっかけでデザイナーズトイに目覚めた奥様までさまざま。
そしてもちろんあなた、店主の持病のネフローゼつながりのビジターさんです。
入院中、面倒みてくれた県立岐阜病院(改め岐阜県総合医療センター)のスタッフのみなさんはじめ(感謝してます)、病名検索からここにいらした同病者の方(ともにがんばりましょう)、親切のあまり入信を勧める宗教家さんも(お世話さまです)。
とにかく、みなさんありがとうございます。

1日の塩分5グラム、タンパク質50グラム、摂取量は1700カロリー以下。
健康維持のために厳しい食事制限を実践してきました。
毎朝食べていた食パン一切れに塩が2グラム入ってると知った日には、目の前、真っ暗になりました。
味気ない無塩バターを使っても、朝のトースト2枚で、ほとんど1日の塩、終わってしまうわけですから。
近所のベーカリーで塩抜きの食パン焼いてもらったり、行きつけのそば屋は店主専用の出汁まで作ってくれた。
何より家内の料理が、上手くて旨い。
塩分抜いてここまで美味しいのは、病院の栄養士さんでも作れないでしょう。

ステロイドを飲み続けているから免疫力が軟弱で、風邪をひかないようにとくに注意してきたのに、中国で冒され大いに狼狽しました。
肺炎になったらコトだから、帰ってくるなり点滴の日々がつづき、絶対安静と知りつつもビリー・ジョエル日本最終公演の中日ドームへ。
翌日は名古屋空港から新潟へ、週末の007カジノ・ロワイヤルをはさんで今度は富山空港から東京へ、途中に忘年会がふたつですから、不摂生を絵に描いたような12月なわけで。
ですからきょう(12月25日)、月に1度の、そして今年最後の検体検査と診察は、腹をくくって挑んだのでした。

尿と血液検査の結果に目を通す主治医の小田先生に、外食が続いたこと、なかなか安静にしていられなかったことなど告白し、コメントを待つ。
お医者さんて患者の話に耳を傾けているようで、そうでもないと思うときがあるんですが、いまがそれ。
意表を突く言葉に、店主、呆気にとられたのでした。
約束をきちんと守って食事にも気を遣ってみえたようですね、さすがです。
尿タンパクが前回の+3から+1に大きく前進しましたよ。
血中アルブミンも基準値にはまだ満たないですが、それでも前回よりさらによくなってます。
プレドニンを2錠から1.5錠に減らして様子をみてみましょう。

こういうときは、なぜ(?)なんて考えないで、夢の+1、+2に落ち着けば十分だと思っていた尿タンパクの信じがたい数値を素直に喜びたい。
例年なら、いまごろは雪に覆われて走行もままならぬ東海北陸自動車道ですが、暖冬のせいか、高鷲〜ひるがの高原〜荘川〜清見の難所でさえ、日陰の路肩や山の斜面に残雪わずかに見えるのみ。
まるで春先の飛騨をドライブするような心持ちで高山の家を目指す店主でありました。
おしまい。
by tomenosuke_2006 | 2006-12-26 09:45 | ネフローゼ症候群