2008年 07月 28日 ( 2 )
最新刊Giant Robot、入荷してました。
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売れてる雑誌は、値段が安い。
発行部数が多ければ媒体価値も高まり広告掲載も増えて収入も倍増する、つまり安い値段で売っても十分儲かる。
儲かるからさらに編集費も投入でき、ますます内容が充実して、いっそう売れる。
薄い割に値段の高い雑誌ってのは売れてない証拠、広告も少ないし、あっても二流、たとえば足を長く見せる靴とかお見合い相手の紹介など(古すぎ?)。
ただし売れるから質が高いとか、売れないから内容がないという議論とは別問題だから、勘違いしないでちょうだい。
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』がどこでも観られて大ヒット続映中なのに、『告発の時』を観たくてもなかなか機会に恵まれない現実と似ていないでもない。
ま、とにかくアジアン・ポップカルチャー誌ジャイアント・ロボットは、ここまで趣味に興じながらも平綴じ88ページには自動車からアパレル、もちろんオブジェモチャ・メーカーやさまざまなローカル・ショップまで、あらゆる種類の広告が溢れ返って健全経営が手にとるように分かる。
出版関係者でも何でもない店主が言うのもおかしいけれど、うらやましい限りである。
LAから眺めた東洋や、西洋の中のオリエンタリズム、東洋に住む我々が気付かないアメリカンなフィルター越しの東洋の神秘や異国趣味など、グラフィック満載で楽しめる。
そんなジャイアント・ロボットの最新54号がとっくに入荷していたのに、留之助書店にならべるの忘れていたよ。
がんばって付けたギリギリのプライスは送料込みだし、一度、試してみてちょうだい。
それから“バックナンバーはこちら”っていうリンクもいずれ機能する予定なんでよろしく。
じつは40号からこっち、49号以外もゴッソリ入荷してるんだけれど、オンラインで販売する準備がまだなんだ、よかったらお問い合わせくださいね。
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by tomenosuke_2006 | 2008-07-28 23:28 | 書店入荷新着情報
SDCC 2008限定モチャ、買付け情報-8。
6月中旬にキッドロボットが発表した7月発売の新製品一覧で、SDCC 2008限定のマスクド・カリンバーのアド(下)を見てもあまりピンとこなかった。
フィギュアの全体像は見えないし、さらに作者のポール・ポープという名に聞き覚えもなく、同じSDCC限定の発売当日まで一切秘密だというジョーレッド作品の方が気になってしかたなかった。
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それから数日後、たまに個人的に利用するアメリカのSTATUE TOYSからDC Drectのスタチューが20%OFFになるというメールマガジンが届き、軽〜くサイトを覗いてみるとヤバイのをひとつ見つけた。
1939年生まれのコミックヒーロー、バットマンの2度目の実写版連続活劇映画『Batman and Robin 』(1949年)へのオマージュともとれるモノクロ彫像。
やたら大きな胸のバットマーク(1943年の最初の映画『Batman』のマークは小さい)もさることながら、タイツの縫い目やギャザーやほころびまでも再現して、他のどのバットマン・スタチューとも一線を画していた。
際立って見事なのだ。
で、よく見ればDesigned by Paul Popeとあるじゃないか。
そういえばマスクド・カリンバーもバットマン似の覆面着用だし、これは面白いかもしれないと期待は膨らみ、じつはモダン・コミック・アーティストとしてもはや不動の地位にあったポール・ポープのブログPULPHOPEをたびたびチェックするようになったのだった。
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7月12日のポールのブログでオブジェモチャ化されたマスクド・カリンバーの全体像を見たときは、タマゲタというか、むしろカリンバーが裸足で立ち乗りするピンクのボストンテリアにヤラレタ。
これを目にしてからずっとピンクが頭から離れない、ことあるごとに思い出す。
本物のボストンテリアは小型ながらブルドッグに似た顔に角張ってがっちりとした体の持ち主で、どちらかというと頑固な感じだけれど、きっと愛好家にはこんなふうに映って愛おしいんじゃないかと。
オールド・バットマンの誰も気に留めなかったコスチュームの“年季”にこだわり、いかつい小型犬の表に現れないチャームポイントを巧みに表現した観察眼鋭いアーティスト、ポール・ポープのマスクド・カリンバー、これは絶対逃すわけにはいかないでしょう。
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カリンバーは火星を舞台に繰り広げられる冒険SFコミック『THB』(Tri-Hydro Bi-Oxygenate=架空の分子を表す)の中の脇役である。
THBというキャラも登場するが主人公は10代の女の子、H・R・ワトソンというから、ちょっとややこしい。
1995年にオール・モノクロのコミック第1号が個人出版され注目を集め、去年のSDCC 2007ではAdHouse Books社のフル・カラー版が発表されて大ヒットした。
キッドロボットがポールに接触したのはちょうどそのころ、『THB』のだれをフィギュア化するかでずいぶんと意見の交換があったらしい。
結果はご覧のとおり、ピンクのボストンテリアにまたがったマスクド・カリンバー。
ちなみにそのイヌの大きさは実際のボストンテリアなみだというから、けっこうなボリュームだ。
で、限定300個は発売1時間足らずで売り切れてしまったとか。
あまりに早く品切れとなり、同じように一瞬にして売り切れたジョーレッドの350個限定ユニコーナサウルともども、コレクターのあいだでは100個も販売されなかったのではないかと不満の声が上がっている。
実際、我が現地バイヤー、アレックスとその一味の奮闘は想像を絶し、そろそろはじまる値段交渉の展開はもっと想像を絶するのだった。
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by tomenosuke_2006 | 2008-07-28 18:04