2008年 08月 31日 ( 2 )
留之助ブラスター・アップツーデート-9。
1ヵ月以上、十分な報告ができないまま、もう9月を迎えようとしている。
留之助ブラスターについてコメントやお問い合わせいただいたみなさんをまるで放置しているようで、申し訳ございません。
アーティストプルーフの製作だけでなく、マスプロダクションのコーディネーターも兼任する島田英承さんとモデルファクトリー・ヒロの田中工場長にすべてを託し、ただただ待ち続けた30日間だった。
シロウト考えや憶測の及ばないモールド製作上の試行錯誤があったのだと思う。
徳さんのあの非の打ち所のない原型をどこまで正しく再現できるか、両人の苦心を思うと頭が下がる。
とにかく昨日、テスト成型の先行分(下の画像)が島田さんに届けられた。
見事な出来栄えだという。
画像キャプションに代えて、島田さんから当方へ送られてきたメールを引用したいと思う。

留之助ブラスター・アップツーデート-9。_a0077842_14301675.jpg他のパーツも同様ですが、プラモデルがパーツごとにランナーでつなげて型抜きするように、同色のものとかボリュームの近いものを同時に成型する事でゴム型の数を最小限にし、パーツの体積の近いもの同士を一緒に成型する事でヒケや歪みを防止します。

留之助ブラスター・アップツーデート-9。_a0077842_1447040.jpg今回のテスト成型の先行分はLEDユニットの製作のために出してもらったものです。下穴の加工と以前プレゼンした試作ユニットを仮組みテストをしたうえで、指示書(メモ)を添付してユニット製作者へ送ります。
9月中旬、全パーツのテスト成型分と挽き物類が揃い、試作品の作製に入る。
9月末、まず100挺分の全パーツが揃う。
by tomenosuke_2006 | 2008-08-31 14:58 | 留之助ブラスター
SWINDLE16、17号、同時に入荷。
ちょっと都会なセレクトショップではアパレルの他に、それらしいCDとかコーヒーテーブル系の洋書を売ってたりする。
外見だけでなく知性の栄養になるものも提供しようってことでしょうか、食品業界でいうところの食育みたいなもの(この際だから着育とでも呼ぼうか)がスタンダードになって久しい。
けれどビジネスとして成功しているようには見えない。
なんとなく片手間、どう見ても添え物、販売員さんもとくに勉強しているふうでもなし、衝動買いやついで買いをあてにしてちゃ採算が合うはずもない。
賢い消費者は専門店へ行くし。
その専門店にだってスッゲーと思わせる販売員さんのなんと乏しいことか。
アップルストアのナイスな対応も悪くはないけれど、秋葉原の雑居ビルの細い階段を上がって右の小さな店で「お前には分かんねぇだろう」みたいな横柄な態度でColor Classic IIをVGA・PowerPC化して売っていたお兄さんが懐かしいわ。
待てよ、話がけっこうズレてしまった。
つまりだね、留之助は書店なんていってオンラインショップを立ち上げてはみたけれど、片手間に陥ってはいないかと、オブジェモチャのテイストに通じる書籍類を厳選し、ちゃんと紹介できているかと自問自答してみたくなったわけ。
だってセレクトショップの書籍コーナーと大差ないんだもん、売れ行きの点で。
とくに好きで仕入れているのに利息のつかない定期積金のごとくバックナンバーが貯まる一方のSWINDLE、その16号と最新17号が入荷してしまった。
SWINDLE16、17号、同時に入荷。_a0077842_421131.jpg
ハードカバーの発行をやめたようで、16号からリーズナブルなソフトカバーが送られてくるようになった。
このプライスで見応え十分の160ページが手に入るなんて、いままでハードカバーを押してきたけれど、これはこれで正解かもしれない。
16号はいつものアメリカからイギリスへ飛び、ロンドンのポップカルチャーを徹底取材している。
開業したばかりの日本式カプセルホテル“YOTEL”のルポから、最近のストリートを賑わすタイポグラフィ・グラフィティや80年代からロンドンを根城に活躍しいているグラフィティ界の重鎮CEPTの作品集、ほかにも音楽、ファッション情報などくまなくだ。
いまいちばん旬な女流画家として採り上げられているロンドン育ちのムスリム(イスラム教徒)、Sara Maple(サラ・メイプル)の作品がこれまた反骨で面白い。
SWINDLE16、17号、同時に入荷。_a0077842_4341764.jpg
SWINDLE16、17号、同時に入荷。_a0077842_447303.jpg
ベティ・ブープが表紙の17号はアメリカに戻り、とくにLAネタを連発する。
イーストLA(あまり治安がよろしくないエリア)で流行っているベティ・ブープ現象の謎に迫ったり、我らがゲイリー・ベースマンアマンダ・ヴィゼルの近況が載る。
内、単色の一見地味なページだけれどゲイリーの記事は異様なオーラを放っている。
彼がミックスドメディア作品に引用するためこつこつと集めてきたビンテージフォトの中でも、子どもたちがハロウィンの奇怪なマスクと衣裳で仮装した写真だけを抜粋して見せる、ただそれだけなのに圧倒的にゲイリー・ワールドなのだ。
ここではもったいないから何も見せない、見たい人はSWINDELを買いなさい。
買って“玩育”、頭の栄養補給に励みましょう。
SWINDLE16、17号、同時に入荷。_a0077842_523696.jpg


その代わりにアマンダ・ワールド。
タグ:
by tomenosuke_2006 | 2008-08-31 05:41 | 書店入荷新着情報