2011年 01月 09日 ( 1 )
留之助ブラスターOGのオーナーのみなさま。
留之助ブラスターOGはご承知のように装飾用ガレージモデルです。
業界関係者や研究家のアドバイスをいただきながら安全対策を施し、出来る限り正確な外見と重さの再現を目指して、完成モデルとキットモデルをそれぞれ約100挺製造しました。
キットは留之助商店が、完成モデルはハリウッド・コレクターズ・ギャラリーが販売しました。
そのうち店主所有の完成モデルの初号を使い、島田英承さんにカスタマイズしていただいた留ブラAPの試作品が高山警察署に押収され、岐阜県警察科学捜査研究所での鑑定の結果、模造銃と判断されました。
しかし最終的には店主の供述をもとに作られた調書が検察官送致となり、そこではじめてAPに司法の決定が下されます。

去る12月26日に発売された留之助ブラスターPROについて書き添えます。
この商品は創業50年の業界最古参であるマルシン工業さんの確かな安全基準に則り部材構成が決められ、試作品が(財)日本文化用品安全試験所での検査に合格するのを待って組み立てられ、全日本トイガン安全協会(STGA)の認定をいただき発売されたプラスチックモデルガン適合品です。
当店とハリコレ・ギャラリーがマルシンさんに全幅の信頼を寄せていることは言うまでもありません。

そのPROと、APやOGの部材構成が異る部分は、前者がブルドッグ・フレームとバレルがHW樹脂で一体成形加工されているのに対し、APやOGはレジン樹脂製の短身バレル付きフレームに金属製のバレルジャケットを取り付けている点です。
そこでOG完成モデルを回収してPROと同じ部材構成に改良し、より安全性の高い商品に近づけようと考えました。
今回発表しましたABS製バレルジャケット(リコールバレル)との換装は、OG所有者のみなさんに対して、いま当店が出来る唯一の善後策だといういうことです。
調書にもそのことが記されています。

ブログでことの顛末を詳述しようとしたのには、ふたつの理由があります。
まずひとつは警察から直接OG所有者のみなさんのお宅を家宅捜索したり、突然、呼び出して事情を訊くようなことはないと説明を受けていたからです。
その際、OGキットは捜査の対象外であるとも聞いています。
とにかくそれらを前提の拙文でした。
もうひとつの理由はキットを含む出来るだけ多くのOG所有者のみなさんに事情をご察しいただき、リコールバレルとの換装に積極的にご協力いただきたかったからです。
しかし返って余計なご心配をおかけすることになってしまいました。
慚愧に堪えません、本当に申し訳ございませんでした。

またこの時期に事の経緯とリコールバレルについて発表させていただいたことにつきましては、高山警察署での聴取が終わるのを待つのが賢明だと考えたからです。
また換装作業に必要な人出と時間を考慮した結果でもあります。

検察庁でAPが模造銃であるとの決定が下された場合、リコールバレル未換装のOG完成モデルは同様に模造銃となります。
ただしリコールバレル換装済みOG完成モデルが合法かどうかの判断は、その場では出ないことも十分に考えられます。
万が一、リコールバレル換装済み完成モデルも違法となった場合は、ふたつの選択肢を用意します。
ひとつは当店とハリコレ・ギャラリーが責任をもって回収し、返金対応させていただくことです。
またもうひとつはレジン製リコールレシーバーを製作し、交換サービスを実施します。
当店としましては、我が子のようなOGをどんなことをしてでも延命させたい。
留ブラOGをブラスターの歴史から葬り去るようなことは絶対したくないのです。
それでは不実の告発者に対して屈することにもなります。

いずれにしましてもOGご購入の皆さまに、警察の捜査が及ぶことはございませんのでご安心ください。
なにとぞリコールバレルへのご協力とご理解をたまわりますよう、お願い申し上げます。

留之助商店 店主


by tomenosuke_2006 | 2011-01-09 01:55 | 留之助ブラスター