2011年 09月 09日 ( 1 )
HI-FRUCTOSE vol.20、発売開始。
USのディストリビューターからは7月末に最新20号の案内があったのだけれど、単体で送ってもらうよりはその他のモチャと混載の方が送料がセーブできるっていう理由で、契約しているオレゴンの倉庫に1ヵ月も温存していたHI-FRUCTOSE(ハイ・フルクトース)の20号なのである。
おかげで円高も手伝って、世界の旬なアーティストたちの傑作に遭遇できるフルカラー116ページのNew Contemporary Art誌が、これまで以上にお安く提供できることになった。
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花と蝶を色鉛筆で描くアトランタ在の画家Marco Mazzoni(マルコ・マッツォーニ)の幽遠で吸い込まれるような表紙絵を見たら、森進一の『花と蝶』を切実に聴きたくなってYouTubeを検索してしまった。
花の命は短いけれど、蝶の命も儚くて、花が散るとき蝶が死ぬ、そんな恋するふたりになりたい(作詞・川内康範)。
たまにはいいじゃないですか、演歌も。
なんてことより、勉強不足の店主には洋雑誌ハイ・フルクトースを手にして初めて知る同胞アーティストの傑作を見ること、つまり逆輸入の発見が大いなる楽しみのひとつなのだった。
しかも今号はふたりも日本人がフューチャーされている。
ひとりはボールペンを駆使して日本的なるものをポップに描く大友昇平
どんなボールペンを使えば、こんな表現ができるんだろう、ガロ的でもあり、ユーモアもあって、もっと作品を見たくなる。
もうひとりは、まさしくいまの不測の日本を目の当たりにしているかのような、大きく見開いた虚ろな瞳(魚屋の店先に並ぶ鮮魚の目にも似ている)と、ポカンと半開きの口が特徴的な人物を油絵の具で描く日野之彦、これは凄い。
ほかにもファイバーグラスを使ったGregory Gaida(グレゴリー・ゲイダ)の彫刻など見所満載なのだ。

ご注文はこちらから→http://tomeshoten.exblog.jp/16833472/
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↑ SHOHEI
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↑ Korehino Hino

With this issue, Hi-Fructose presents another hearty dose of the best New Contemporary artists working today. This issue's line-up is stellar! In this installment they discover cover artist Marco Mazzoni's fascination with medicinal botany, the amazing sound suits of Nick Cave, they reveal the powerful sculptures of Gregor Gaida, explore the brilliant graphic art of Angie Wang, and then enter Brett Amory's stark urban landscapes. They then feature the beautifully haunting paintings of Kris Lewis, find the hypnotizing power of Jen Stark's paper sculptures, become startled by the androgynous fish-eyed portraits of painter Korehino Hino, they gets fascinated by the ball point drawings of SHOHEI, then read about Isabel Samaras' fairy tales gone afoul! Plus Alex Pardee's new book, the Dorothy Art Collective and more, all in one issue!

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by tomenosuke_2006 | 2011-09-09 23:59 | 書店入荷新着情報