2015年 07月 06日 ( 1 )
新作ダニー、ラインナップ
New Dunny lineup

9年前、留之助商店をオープンしてからしばらくは、とにかくダニーの布教に専念したものだった。
その甲斐あってファンも徐々に増え、週末の深夜に新作ダニーを売り出すと、まるでお祭り騒ぎのように注文が殺到するようになった。
とはいっても、Kidrobot本家からの配給数はせいぜい12個/300個限定ぐらい、なので買えない人が続出した。
そんなダニー・フィーバーにも、3、4年まえから陰りが出はじめた。
作品がつまらなくなったというわけじゃない、原因は別のところにあったのだ。
3年まえのマハカラ・ダニーのころから集めるのを止めたという、元ダニー・コレクターのAさんの言葉をかりれば、「Kidrobot Japan(2010年暮れに創業、2013年夏に廃業/店主注)がいろんなショップにダニーを卸したせいで、ありがたみがなくなってしまった。原宿のキディランドや秋葉原のキャラクターショップで、ほかの雑貨に紛れてダニーが売られているのを目の当たりにして、どうでもよくなってしまった」。
店主自身、Kidrobot本家と直接やりとりしながらダニーを仕入れるのを楽しんだものだけれど、プライベートで居心地のよかったニッチな世界にKidrobot Japanを名乗るブローカーさんが乗り込んで来て、げんなりヤル気をなくしてしまい、彼らとの交渉を従業員に投げちゃったのだった。
店主がこんなんじゃ、お客さんだってついてきてくれるはずがない。
深く反省し、ダニーをふたたび盛り上げようと心を入れ替えた矢先、期待したほど儲からなかったんだろうね、Kidrobot Japanが突如撤退。
で、本家との直接取り引きが復活したのを機に初心に返り、失墜してしまったダニー人気を取り戻そうとコツコツ広報してきた、けれど、なかなか昔日の熱狂は帰って来なかった。
去る5月、水野純子のバイオレット・ソーダ・レディ・8インチ・ダニーの先行予約を募るまでは、である。
それは、かつてのダニー・フィーバーが倍になって甦ったようだった。
注文が入荷数を大きく上回り、Kidrobot本家に急きょ追加を頼まなければならなくなった。
作者の圧倒的な人気と作品のユニークな仕上がりに、ダニーを知らない人たちさえも巻き込んだ結果である。
店主、この水野純子ダニーが呼び水となって、往年のコレクターが戻り、さらに新しいコレクターが誕生するにちがいないと、しめしめ信じてやまない。
そう、それくらい今後リリースされるダニーも、奇妙なピノキオ風あり、不気味なミッキー風ありの傑作ぞろいなのだった。
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8 inch : No Strings on Me by WuzOne(8月発売)

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8 inch : Grin by Ron English(9月発売)

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3 inch : Sylvie by Doubleparlour(今秋発売)

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8 inch : Imperial Lotus Dragon by Scott Tolleson(今秋発売)



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by tomenosuke_2006 | 2015-07-06 09:56 | kidrobot 新製品情報