カテゴリ:留之助ブラスター( 387 )
留ブラPRO、グリップフレームの懸念100%解消。
先週、マルシン工業さんとの打ち合わせでいくつかの課題が残ったが、そのひとつがグリップフレームにRグリップを取り付けた際にできる0.7ミリの段差の正確な再現だ。
徳さんの原型から図面に起こしてくれた設計者さんが、この段差を鋭く見抜き原型の不備と判断、わざわざ修正したグリップフレームの図面を元に金型が作られていたのだ。
昨日、留ブラPROのパーツの中でもとりわけ複雑な形状のグリップフレームとR&Lカバーを担当している金型職人さんの仕事場で、徳さんとハリコレの胸組代表が確認作業を行った。
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段差が見事に再現されたばかりか、気がかりだったグリップフレームの問題も完全に解消された。
前回の打合せではアルミ製グリップフレームの背のエッジを1点ずつ手作業で削って仕上げると説明を受けたが、放電マスターが別途用意されて金型を作り直すことになったのだ。
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エッジがきれいに取り除かれたグリップフレームの背の放電マスター。(画像-1)
その放電マスターの丸くなりすぎた個所を徳さんがヤスリがけして平たく修正した。(画像-2、3)
その修正個所のヤスリの痕を金型職人さんがモーターツールでピカピカに仕上げた。(画像-4)
これで非の打ち所がない、本物と紛う方なきグリップフレームが完成するはずである。
by tomenosuke_2006 | 2010-09-15 01:27 | 留之助ブラスター
留ブラPRO、3D図面。
徳信尊さんの原型をマルシン工業さんが金型用図面に置き換える際のもっとも困難だった個所は、両サイドのシリンダー・カバーと、Rカバーに納まるボルトハンドルではないだろうか。
6日(月)、マルシン工業さんで最終3D図面を拝見し、懸案だったボルトハンドルの形状と、Rカバーとの位置関係に完全な修正が加えられたのを確認、大いに安心した次第。
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More: オリジナル・ブラスター参考画像。
by tomenosuke_2006 | 2010-09-07 23:00 | 留之助ブラスター
留ブラPRO、アルミキャスト。
樹脂、亜鉛ダイカスト、アルミの順に、つまり材料の溶解温度が高くなるに従い金型代も高くつくのだとか。
最初のアルミ用金型から抜かれたグリップフレームや修正された放電マスターのチェックのため、6日(月)、川口市のマルシン工業さんへ出かけた。
一見、気になるグリップフレーム背のエッジは、バフ研磨など手作業でオリジナルの微妙なカーブを再現すると説明を受けた。
9月下旬に向けて大半のパーツが出揃うらしい、このあとも要所要所で片道5時間の川口出張が続きそうだ。
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by tomenosuke_2006 | 2010-09-07 22:00 | 留之助ブラスター
留ブラPRO、素材構成図。
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by tomenosuke_2006 | 2010-08-30 23:59 | 留之助ブラスター
留ブラPRO、放電マスター。
本日30日午後1時半、マルシン工業さんで放電マスターのチェックを行った。
とくに複雑な曲線で構成されるマガジン・ハウジングをはじめ、RカバーとLカバー、及びレシーバーと刻印などは、金型製作のまえに、こちらの意図が100%反映されているかどうか立体で検証する。
そのためのズッシリ重い純粋銅の放電マスターなのである。
一部修正、一部鋭く立ったエッジを和らげていただくようお願いした。
結果が楽しみだ。
その他のパーツについてはすでに金型製作が進行中で、首尾よくいけば9月末には目処がつく。
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by tomenosuke_2006 | 2010-08-30 23:55 | 留之助ブラスター
留ブラPRO、ここだけ中国製。
ステーアーの刻印とロゴの日本での使用についてはクリアできた。
現在マルシン工業さんが関連会社を総動員して金型を鋭意製作中だ。
いまでは一枚岩の信頼関係にあるとはいえ、何もしないで待ち続けるこの期間は心許ないことしきり。
そんな折り、留ブラPROを当店と共同開発するハリコレさんから、LEDユニットの試作品が届いた。
マルシンさんの専門外のパーツなどは別ルートで調達しているのだが、LEDユニットもそのひとつ。
ターミネーター2・ライフサイズスケール・エンドスカルVer.2など電子部品応用のオリジナル製品を製造販売するハリコレの胸組オーナーが、取り引きのある中国の工場に作らせたのだ。
見本にしたのは留ブラOGで根本ナイフさんが設計してくれたユニット。
驚くべきことに、届けられた試作は基盤にNemoto Knivesの文字までプリントされたOGソックリのコピー品で、その精度の高さには舌を巻いてしまった。
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上の2点の画像の右がオリジナル、左が中国製で、マガジンパーツは留ブラOGのもの。
光量もほとんど同じで過不足なし。
発注ミニマムが1000個とはいえ、OGで投じたコストの10分の1以下で出来てしまうとなると、これだけは中国に頼らざるを得ないだろう。
留ブラPRO初回ロットの500〜750個分と、アメリカ輸出向けの2次ロット分で十分消化できる数でもある。
ただし輸出用留ブラPROについてはステーアーの刻印とロゴの使用許可を別にとらねばならず、現在、打診中。
二次ロットでアルファベットやマークに細工をしないで済むよう、祈るばかりである。
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by tomenosuke_2006 | 2010-08-02 23:59 | 留之助ブラスター
留ブラPRO、図面完成。
去る5月11日、マルシン工業さんから3度目の出図が届き、徳信尊さんの原型通りに訂正されていることを確認した。
時間をかけただけのことはある、材質上、構造上の理由で表からは目視出来ない個所での僅かな変更はあったものの、これ以上は望めない完成度だ。
このあと1ヶ月以内に光造型を使った立体チェックがあり、それを踏まえて金型図面の作製に入る。
残念ながら年内商品化は諦めざるを得ないだろう。
下に完成透視図のほか、留ブラPROの原型画像と完成図を掲載する。
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by tomenosuke_2006 | 2010-05-18 23:59 | 留之助ブラスター
留ブラPRO、コンマ5ミリの攻防。
4月13日のマルシン工業さんでのミーティングは、本物のヒーロー・ブラスターに限りなく近い徳さん作の新原型を傍らに、訂正図面を睨みながらの徹底的な詰めの作業となった。
ヒーロー・ブラスターが銃設計上のルールを踏まえた工業製品で、それを忠実にモデルガン化するのなら造作はないと、担当技術者さんは語る。
しかしブラスターは詳細な図面もないまま、映画のためだけにスクラッチビルドされた1点ものなのだ。
劇中でそれを使用する男優の手に合わせてグリップ周りが削られたり、その生い立ちは時として即興的ですらある。
じつはブラスターに魅せられるのは、ユニークな外観はもとより、隅々まで計算づくの工業製品にはない熟練の技、変じて“生き物”の気配を感じるから。
削り出したか打ち出したか、あるいはその両方で手作りされたと思われるシリンダーカバーの複雑な形状などは、数値化に予想以上の困難を強いて、まるでブラスターに「真似できるものならやってみろ」と挑まれているかのようだ。
また実銃部分(チャーターアームズ・ブルドッグとステアー・レシーバー)を除く外装パーツ同士のクリアランスなどは一切考慮されていないため、図面化に当たりさらに技術者さんを悩ませることになった。
つまり原型通りに成形すればパーツ同士が擦れて傷ついたり、場合によっては組み付け不可能となり、量産ラインになど載せられない。
このままでは商品化はムリなのだ。
スクラッチのブラスターを工業製品化するなんて、土台やんちゃな夢だったのか。
原型をシリコン型に採ってレジンやホワイトメタルで抜き、コツコツ組み上げた留ブラOGを超えることはできないのか。
モデルガン化、すなわち工業製品化するにはルールのないヒーロー・ブラスターに相応のルールを後付けしなくてはならない。
外観を損なうことのないよう、一部パーツ同士のクリアランスをギリギリ、コンマ5ミリまで拡張することになった。
本物に宿る生命感すら再現した徳さんの原型は、マルシン工業さんの技術力で生身の銃たる留ブラPROとしてかならずや完成させたいと思うのだった。
下はミーティングののち作製された最新の透視図である。
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More: グリップ周りとシリンダーカバーの原型。
by tomenosuke_2006 | 2010-05-01 19:00 | 留之助ブラスター
留ブラPRO、訂正図面に訂正を加える。
明日(4月13日)午後1時からのマルシン工業さんでのミーティングの際、とくに右側面の訂正点については確実に伝えねばならない。
1. ボルトハンドルの前方部分の幅が原型18ミリに対して、訂正図面は16.5ミリと短くなっている。これはボルトハンドルの動きが悪くなるのを避けるための設計者の苦肉の策だと思われるが、あえて動きが悪くなろうとも形状を優先してもらう。
2. Rカバーとグリップとの間の隙間をなくしてもらう。
3. トリガーガード付け根まわりは角度が5度になっているのを10度にし、1ミリ程度後ろへ下げてグリップフレームと合わせてもらう。
4. グリップフレームもそれに合わせて形状を変更してもらう。
5. フロントトリガーを1ミリ程度、下げてもらう。
6. 原型とくらべグリップのサイズが天地方向に3ミリ程度大きくなっているので縮めてもらう。
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by tomenosuke_2006 | 2010-04-12 23:59 | 留之助ブラスター
留ブラPRO、訂正図面出来。
過日、マルシン工業さんから徳さんが書き出した訂正個所についての回答と修正図面が届いた。
27に及ぶ訂正の大部分に対応いただいたが、わずかに一部、強度と鋳流れ確保のために困難な個所もあった。
たとえばLA取材でシリンダーをスウィングアウトさせ内部を細かく観察して判明した個所。
ステアー・レシーバー後部内側の、チャーターアームズ・シリンダーの干渉を避けるために削りとられたと思われるカーブなどは、先端の肉厚が0.5ミリとなるため、形状変更不可となった。
ある程度の妥協はのまざるを得ないだろう。
下は留ブラPROの暫定図面(ブルー)と訂正図面(クロ)をレイヤーで示したもの。
形状の変更をご理解いただけると思う。
また、リンク・ページで徳さんがこだわったレシーバー内側の原型画像等を紹介する。
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More: レシーバーまわり。
by tomenosuke_2006 | 2010-04-03 10:15 | 留之助ブラスター