まだまだ在庫ございますのジャーマイン・ロジャースの129だけど、以前紹介したときピンクが最初だなんていいかげんなこと書いちゃったね。
情報筋の話では、悪役ネコ目のDeroがダーティジョブ処理用に作ったのがレプリカント(?)の129。 なのに意志持ちはじめて、ついにはご主人さまのいうこと聞かなくなってしまう。 つまりいいヤツに生まれ変わったと、よく聞く話(設定)だね。 その129、じつはピンク版が500体作られるまえに、2006年夏のSDCC(サンディエゴ・コミック・コンベンション)で100体限定のクロ版がこっそり売られたらしい、やられたねぇ。 そのクロとピンクに生みの親のジャーマインが墨を入れた・・・じゃなかった、絵を描いたワンオフがやっと届いたからお披露目するよ。 クロは別名ヴィンセント、お腹の絵はあの不遇の画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ。 ゴッホ・マニアのジャーマインの力作だ。 ピンクのお腹には堂々とART IS PRODUCT(芸術は作り物なり)の文字、で、いたるところに$マーク。 ゴッホが得られなかった富と名声を、このピンクは絶対手に入れてみせるってか? そんな2色の129はじめ、けっこうより抜きのオブジェモチャが集まったことだし、留之助ホームページのワンオフ・コーナー、そろそろまとめないといけないね。 値段が値段だからあまり売れるとは思わないけど、話の種にはしてもらえそうだ。 #
by tomenosuke_2006
| 2007-03-24 00:20
オレゴン州ポートランドをベースにSF色の濃いデザイナーズトイを発表しているDerek Welch(デレク・ウェルチ)とJason Bacon(ジェイソン・ベーコン)のふたりが主催するUNKL BRAND(アンクルブランド)。
最近では2 inchの宇宙服着たようなミニフィギュアUniPo(ユニポ)シリーズがリーズナブル&キュートで売れてるみたいだけれど、やっぱり彼らを有名にしたのは2005年のSUGシリーズ(下の写真)でしょう。 高さ30センチ×幅20センチの大判オブジェモチャは中に操縦士のかわいい顔が見えるパワードスーツ風で大ヒットした。 もちろん2005年版はとっくに絶版、でも留之助にはある。 とにかくSF少年好みのオリジナル作品を開発販売しているUNKL BRANDが、はじめて外のブランドのためにデザインしたのがANDROID 8のOctopo(オクトポ)だったと。 角のない丸みを帯びた流線でデザインされたオクトポもラストボーイと同じロボット、が、こちらは超クリーンなイメージで身長は6inch(15センチ)、500個限定。 テーブルのような4本の足を持ち、指も4本。 右手のグローブを取ると中からワイヤが4本露出する、折り曲げ可能。 背中にはミニ8と呼ばれるコミュニケーション・ユニットを持ち、磁石内蔵で取り外し可能。 パーツのいたるところにプリントされたブルーの文字にもちゃんと意味があり、そこらへんのディテールこそUNKL BRAND的といえるね。 気になる人は、買って確認するっきゃないでしょう。 #
by tomenosuke_2006
| 2007-03-22 19:47
SF好きの若者Glen Liberman(グレン・リバーマン)が主宰するメーカーANDROID 8からちょいまえに発売されたふたつのオブジェモチャが少量だけど届く。
なんたってここは不思議アーティストBrendan Monroe(ブレンダン・モンロー)作品のSour(サワー/下の写真)をオブジェモチャ化して注目を集めた会社、寡作だけれどまえから気になる存在だったんだ。 で、まずはラストボーイの紹介。 身長7 inch(約18センチ)のこのロボット・フィギュアはBrian Taylor(ブライアン・テイラー)がデザインした。 CGを駆使した見事なアートワークや超精密なアニメをXL5の名前で発表しているブライアンだけれど、なかでもこのラストボーイは彼が趣味で進めているオールCGアニメのタイトルロールなんだよね。 こちらのサイトでテストショット紹介してるから、ぜひ。 ていねいに作り込まれたタイトルCG観たらティム・バートンのシザーハンドを連想してしまいました、店主の好きなデザインに色合い、完成を切に期待してしまいます。 んなわけでオブジェモチャのラストボーイには2種類あって、上の写真は850個限定のシルバー・エディション、もうひとつ銅の色した150個限定のカッパー・エディションもいっしょに入荷するから、ぜひ。 ブライアン・テイラーのポートフォリオから。 #
by tomenosuke_2006
| 2007-03-21 17:18
店主の好きなものが好きだというごく少数のあなたとお取り引きできれば本望だっていう気持ちで留之助はじめたんだけれど、ごく少数の人が案外いらっしゃったりしたんで驚いたり嬉しかったり。 でもそういう人にもムズカシイの入荷した。 いままでもそれのバリエーション入れたけど、なかなか引き合いないんだよね。 ひとつはこのまえ紹介したスキューブスのグロウ版、もうひとつはコジックさんもデザインに参加したバッド&ネイドのムクシロとグロウ版。 どっちもJAMUNGO(ジャムンゴ)の製品で、光りものは生産数も極少数だ。 ところでムク版のこと、あっちではDIY(ディアイワイ)っていうんだけれど、Do-It-Yourselfのことだって知ってました? あっちではTHE BOMB PROJECT(爆弾計画)なんて名付けて、バッド&ネイドのDIYコンテストやワンオフの販売やってたりするけれど、留之助にもそんな浮かれた日々が訪れるのでしょうか? とにかくDIYしてみようという人も、そうでない人も入荷新着情報で発売中。 #
by tomenosuke_2006
| 2007-03-21 00:24
| 留之助商店計画
「気をつけな、マリブのバービーちゃんよ」
そんなヘッドラインの特大記事がロサンゼルス・タイムスに掲載された。 睨みをきかしてる人こそミスター・カートゥーン、傍らにはロスト・エンジェル。 写真下のキャプションにはこんなことが書かれてる。 「ロスト・エンジェルは反逆児のように見えるけれど、奴は単なる昔気質の堅物なんだよ」と、ミスター・カートゥーン。 控え目だね、いい感じだね、うれしいね。 何がって、ロウブロウよりもさらに文化のはずれ、むしろ裏社会にけっこう近いところにいるはずのタトゥー・アーティストと、その人の手になるフィギュアの記事がメジャー紙を飾ったんだよ。 さすがエンタメのルツボ、アートに寛容なLAだよ。 権威や体制にとらわれず、いいものはいい、面白いがいちばんっていうノリが優先する街、じつに痛快でお気楽。 日本の大新聞の記者さんっていうか、社会の上の方でオピニオンになう人たちってこういう感性お持ちなんでしょうか。 大勢の意見やひと目を気にせず、これいいねぇっていえるテイスト。 伝統や歴史も大事だけれど、新しいもの、体制にくみしないものの中から真価を見出す鑑識眼、もっともっと磨いてほしいよね。 なんてことをミスター・カートゥーンの新聞記事見て思った次第。 #
by tomenosuke_2006
| 2007-03-20 04:07
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