TOY-CM
交渉はしてみるもんだね。
ムカシモチャのビンテージTV-CMの著作権を管理している会社とコンタクトがとれて、留之助ホームページでムービーを公開できそうな気配なんだよ。
お金は発生するけれど、そこは太っ腹(?)な店主だもの、商品の販売促進を兼ねて期間限定だけどストリーミング再生は無料にしようと思ってる。
とりあえずオッキモチャのロボット・コマンド、グレート・ガルー、キング・ザーの3種。
Podcast用にダウンロードできるようにもしたいし、そこんとこはもうちょっと詰める必要あり。
うれしいニュースだから、ひとまずお伝えしときます。
ストリーミングの準備ができたら、追ってご報告ね。

TOY-CM_a0077842_10304949.jpg Robot Commando by Ideal
1970-color-1min.

TOY-CM_a0077842_1033518.jpgKing Zor by Ideal
1970-b&w-1min.

TOY-CM_a0077842_10365657.jpgGreat Garloo by Marx
1970-b&w-1min.

TOY-CM_a0077842_10381164.jpgDick Tracy SnubNose by Mattel
1970-b&w-1min.

このマテルのスナブノーズのCMも欲しいけれど、ちょっと難航してます。
本当はマテルといったらエージェントゼロ、それがなかなか見つからない。
# by tomenosuke_2006 | 2007-02-04 10:49 | ムカシモチャ
OBEY DUNNY PANICK!
OBEY DUNNY PANICK!_a0077842_19413380.jpg
日本でウチしか入れないような、つまり日本のマーケットではまだ商売にならないと過小評価されているタイプのデザイナーズトイが、ちゃんと売れたりするとうれしくってしょうがない。
エイリアンから一気に未知との遭遇になったような気分、分かるかなぁ、エイリアンのキャッチフレーズ“In space no one can hear you screem”(宇宙ではあなたの悲鳴は誰にも聞こえない)から未知との遭遇の“We are not alone”(宇宙にいるのはわれわれだけではない)だということが分かり、ホッとするんだよ。
最近ではマッドヴィレインがそうだったね。
早いもん順に、3000個限定のグリーン版12個に対して1000個限定のグレー版が6個注文できるっていう仕組み。
早いのが取り柄の店主だから、でもこんなに仕入れちゃって売れるかなぁ、なんて心配しながら最低ロットの12個と6個を入れたわけ。
気がチッセーなんていわないでよね、12個入れたのに2個しか売れないなんてのがいろいろあって、ストックルームがとんでもないことになってんだから。
で、そんなマッドヴィレインと同じような気持ちで入れた新作8インチ・ダニーの
Obey Giant
(オベイ・ジャイアント)がとりあえず6個、コジックの新ミニ・スモーキンラビットLil Gimp 5 Pack(リリ・ギンプ・ボンデージ5ヶ入り)と同梱で2月8日に入荷する。
OBEY DUNNY PANICK!_a0077842_21452174.jpg
しっかし驚いたね、2月1日、キッドロボットのオンライン・ショップでオベイが発売されると、半日もたたないうちにソールドアウト、すぐさまオベイ・・・じゃなくてebayに出品するのがあらわれた。
店主、こんなのはじめて見たよ。
限定1989個、ふつう1週間ぐらいは持つから。
オベイ人気がハンパじゃないこと、いまさらながらに知りました。
そこでちょこっと、オベイのおさらいね。
いちばん上の絵、白黒のけっこうインパクトな顔のトレードマークに見覚えありませんか。
ジャイアント馬場やアントニオ猪木が活躍していたころのプロレス・ファンなら誰もが知ってる、人間山脈の異名を持つ敵役アンドレ・ザ・ジャイアント。
イラストレーターであり、グラフィックデザイン・チーム Black Marketのリーダーであり、ファッションデザイナーであり、ポップカルチャー誌SWINDLE(スウィンドル)の共同編集者もしているShepard Faire(シェパード・フェアレイ)の創作だ。
OBEY DUNNY PANICK!_a0077842_22435463.jpg
シェパードが展開しているObey(オベイ=従えの意味)と名付けたストリートアート・プロジェクトのシンボルみたいなもの、けれどキャラ名ではなくって、シェパードのニックネームのようでもあり、プロパガンダでもある、と。
世界中のクリエイターやアーティストから絶大なる支持を得ているシェパード。
彼の作品のモチーフに選ばれることを願うセレブも多く、もはやカリスマ的な存在なのだ、スゴイね。
今回の新ダニー、オベイ・ジャイアントが爆発的に売れたのは、ダニー・ファンだけでなく、オベイというかシェパードというべきか、とにかくこの希代のアーティストの熱烈な信奉者がキッドロボットへ押し寄せたからだろうね。
もちろんそこらへんは抜かりなく、あと6個、ジョー・レッドベターのピンク・ティーターといっしょに1週間遅れで入荷予定、マッドヴィレインのようにいくとうれしいね、We are not alone。
OBEY DUNNY PANICK!_a0077842_23195364.jpg
じつはオベイ・ジャイアントよりもレアな世界500個限定の8インチ・ドッグ・キューイーのOBEY Stealth Bomber(オベイ・スティルス・ボムバー)もウチにいます、1匹だけですが、He is very alone。

OBEY POSTER GALLERY
# by tomenosuke_2006 | 2007-02-03 23:31
P38アンクル・タイプ・カービン留之助ver. 完成。
P38アンクル・タイプ・カービン留之助ver. 完成。_a0077842_10432178.jpg
店主にとっては本国版TVガイドの1965年2月6日号(上)は同じ年のポピュラー・サイエンス12月号とともにアンクル・カービン研究には欠かせないお宝だ。
写真からある程度の構造とプロポーションがトレースできるから、スクリーンの1966年別冊6月号や1967年1月臨時増刊号や1968年2月臨時増刊号より重要この上ない。
かつてMGCがアンクル・タイプを商品化したとき、タニオ・コバさんら関係者がリサーチのためハリウッドのMGMスタジオを訪ねたらしいけれど、バクレツさんはそのコバさんからも事情聴取してカスタム・パーツを自作している。
ロジックさんもしかり、好きこそものの上手なれ、スキルだけではあそこまで精度の高いものは造れない。
再三言ってる(年を取ると同じことを何度も言う)と思うけれど、店主の強みはそんな日本のアンクル・ガン製作の二傑と親しくさせてもらっている点、それからアメリカのアンクル・ガン研究の第一人者ブラッド・ファーガソンさんからの実銃に関する情報提供、そしてそしてカスタム・ブラスターで立証済みの榎本店長のワザとコダワリ、つまり最強を味方につけてるってこと。
店長はアンクル・タイプを知らない世代(20代後半)、よくもまぁここまでオジサンの趣味に付き合ってくれたと、感謝&感心です。
いまではアンクル・タイプにいちばん詳しい若者に成長してくれました、頼もしい。
みなさんのおかげでMGCや中田商店のアンクル・タイプで遊んだ少年時代の夢よ再び、ってとこでしょうか。
本物のアンクル・タイプ・カービンにもっとも近いところにいる出来立て一番搾りの留之助ver.を、とくとご覧ください。
P38アンクル・タイプ・カービン留之助ver. 完成。_a0077842_12575641.jpg

スクリーン1967年1月臨時増刊“0011ナポレオン・ソロ来日記念号”の裏表紙を飾ったMGCの広告、つい載せちゃいました。スコープとマズルブレーキのこのセットアップの新鮮さに驚き、モデルのお姉さんにウットリした中学時代の店主でした。どっちかっていうと、このお姉さんのことをもっと知りたいと思ったりして。



見てください、これが留之助ver.です。
# by tomenosuke_2006 | 2007-02-02 14:10 | プロップ
Buff Monster
青春をLAで過ごしたせいか、こんなメールが届くと無性に郷愁にかられるよ。
若さに? いえいえLAにです。
あとどれくらいしたら、あっちとこっちのダブルライフが実現するんだろう。
50になってずっと、そのための準備をしてきたはずなのに、もう3年、まだあっちにアパートさえ借りてない、ちょっと焦る。
今夜、Buff Monster(バフ・モンスター)の個展やるからおいでよ、とメールが。
行けるわけないじゃない。
場所は、だって3月にジョー・レッドベターの個展が開かれるギャラリー1988だよ。
そのメールに下の写真が添付してあって、ダウンタウンかイングルウッドかも、とにかく危ない場所を懐かしいとは思わないけれど、空がね、まぎれもなく郷愁のLAしてんだよね。
Buff Monster_a0077842_0442445.jpg
バフ・モンスターのバフっていうのは“筋肉ムキムキ”とか“スッポンポン”っていう意味だから、なかなか楽しい名前、どんな子なのか会ってみたくなる。
ポルノとアイスクリームがインスピレーションの源だとか、ハリウッドを根城にグラフィティとヘヴィメタに明け暮れてるらしい。
もうじき新作オモチャも発表する今年もっとも注目すべきロウブロウ・アーティスト、とは業界での確かな噂。
ノーテンキでたわいないタッチ、几帳面な絵作り、よく見ると紛う方なきポルノな香り。
店主、嫌いじゃないね。
これが近所だったら地酒でも持ってオープニング・レセプションに出かけてくるのに。
どなたか機会がおありなら、どうぞ。
Buff Monster_a0077842_10282747.jpg

BUFF MONSTER
ONE IN THE PINK
NEW PAINTINGS
February 1 - March 1
Gallery 1988


# by tomenosuke_2006 | 2007-02-02 10:37 | ロウブロウアート
一粒で二度おいしい×5。
一粒で二度おいしい×5。_a0077842_17201746.jpg

このまえ時計じかけのモチャっていう記事で紹介した3インチ・キューイーのウルトラヴァイオレンスだけど、オレンジヘッドのほかにホワイトヘッド・バージョンもいっしょに入荷したよ。
コジック・ファンのみなさん、お見逃しなく、なかなか入手困難だから。
上の展開図をクリックしてもらえば拡大するんでお分かりかと、いろいろ気の利いた細かなアクセサリーが多数付属するから遊べる、からなくさないように。
っと、それからオマケにキーチェーンが5個、つまりキーホルダーとしても使えるってことは、一粒で二度おいしいが5個ってことだね。
留之助ホームページの入荷新着情報に載せました。
# by tomenosuke_2006 | 2007-02-01 01:55