定刻どおり無事ランディング。
定刻どおり無事ランディング。_a0077842_1104763.jpg
NYのアーティスト、Tara McPherson(タラ・マッファーソン)のエースとイオンが本国アメリカと同じ3月29日に発売できるよう、留之助に到着したよ。
これって最近のキッドロボットにしては、「よーやった」の快挙だね。
混載ミスや発送ミスで、今月発売の品物はことごとく遅配だったから。
んで、エースとイオンの背丈は、このデザインにぴったりの大きすぎず小さすぎずの4inch.(約10センチ)、それに触ってうれしいモコモコのフロック加工ときた。
予備知識なしのフリーのお客さん(とくに女性やカップル)が多い店頭では、これこそ売りやすいオブジェモチャだと、榎本店長。
セールスの方、ひとつよろしく。
# by tomenosuke_2006 | 2007-03-28 11:03
なーんも、考えたくない。
デッカード・ブラスターとかブレードランナーとか、いつものイマモチャ書くようなお気楽では向かえないネタっていうか、書き終わったあと、疲れたオジサンを発見する。
いまはもう、なーんも考えないでのんびりしたいからtokidokiの新作モチャの写真見て和むことに決ーめたっと。
なーんも、考えたくない。_a0077842_0125966.jpg
5月、STRANGEcoから入荷決定の、左のピンクはチャオチャオちゃん、右のクロはアディオス君です。
かわいいけど、ダークサイドただよってます。
身長は5 inch(約12センチ)、素材はいつものヴァイニール。
留之助としてはニンギョー・プロジェクトに次ぐふたつめのtokidokiモチャとなります。
よかったら予約してちょーだい。
# by tomenosuke_2006 | 2007-03-28 00:30
ブレランをめぐる暴言 2/3 「クォーター・センチュリー」
2007-02-28の記事のつづき。
ブレランをめぐる暴言 2/3 「クォーター・センチュリー」_a0077842_18272583.jpg

↑ 日本版スターログ1981年10月号より、ボーヤ時代の店主が寄稿した取材記事を転載。映画の時代設定を2020年と書いたり主演女優の名前を間違えていたり、一部誤表記あり。大目にみていただければ幸いである。


図面さえあれば製品化は簡単らしいですが、金型代を考えると3000個が採算ベース。
この種の銃はしかし実銃ファンにウケるとは限らず、販売は自信がないと言ってました。
思ったより難しいものなんですね。
映画のマーチャンダイジングの仕事をしている知人からブレランの相談を受けておよそ半年、途中何度か情報交換してきたが、その彼がモデルガンメーカーのM社と打ち合わせをした直後、こんな電話をくれたのだった。
ブレランをめぐり徐々に熱くなっていく、ライセンス関係に詳しく行動力もある彼に、いつしか好感を抱くようになっていた。
彼の話によると、錯綜するブレラン問題にイタリア人弁護士が介入し、1年まえから地上げ屋よろしく動いているらしい。
利権が複雑に入り組んだ地所を、絡んだヒモを解きほぐすがごとく地道に立ち退き交渉しながら買収していく、そういう都市開発の専門業者を地上げ屋というが、錯綜の極みにあるブレランのライセンスをクリアするには地上げ屋に通じる手腕が求められるのだった。
ブレランをめぐる暴言 2/3 「クォーター・センチュリー」_a0077842_3264765.jpg

↑ トイズシンジケートの12 inchフィギュアを使ったカスタム・アンドロイドハンター。アメリカのカスタムフィギュア・スペシャリストabc-express限定。新造型のヘッドに交換され、リアルなベルトと腕時計が追加されている。


「アンドロイドの女ダンサーと大蛇・・・君だったら彼女にどんなダンスを踊らせてみたい?」
リドリー・スコット監督がスネーク・ダンサーのゾーラ役ジョアンナ・キャシディをともなって現れたのは遊星からの物体Xへの参加が決まり、エイリアン以上にビザールなモンスター創りに熱中するロブ・ボーティンのワークショップだった。
やってみたいけれどいまの状況ではとても無理だと前置きして、ロブらしいダンスシーンを提案した。
ひとりでつまらなさそうに踊るダンサーの腹の肉が突然割れて中から大蛇が出現し、彼女のからだにまとわりつくと、まるで愛(ファック)し合うように激しいダンスを披露する。
ロブによるとスコット監督はこのアイディアをいたく気に入ったとか。
いつかいっしょに映画を撮ろうと言い残し、ロブのショップをあとにした。
いうまでもなくふたりは3年後、ユニコーンが印象的なレジェンド光と闇の伝説(1985年公開)でタッグを組むことになる。
一方リック・ベイカーはスコット監督の申し出をにべもなく断っていた。
ジャンクのアンドロイドがいくつも蠢動する朽ちたミュージアムのような(セバスチャンの)アパート。
そのシーンに出来合いのゴリラスーツを着て出てくれないかと頼まれたのである。
ブレランをめぐる暴言 2/3 「クォーター・センチュリー」_a0077842_11572893.jpg

↑ カスタム・アンドロイドハンターのアップ。腕時計が映画に忠実なのかどうかは未確認。研究家の意見をお聞かせ願いたい。


当時、1981年といえば店主がアメリカのインダストリアル・デザインやアール・デコに興味を持ち、LAに散在する古い建築やアンティック・ショップ巡りをはじめた時期でもあった。
中でもメルローズ・アベニューのOff The Wall(オフザウォール)はとりわけユニークなコレクションでお気に入りの場所になっていた。
そこでオーナーのデニス・ボーゼスに紹介されたのがSF映画のプロップを製作レンタルする会社Modern Props(モダーンプロップス)の代表ジョン・ザブルキーで、ブレランのセットデコレーターを兼任していた。
ブレランは未来が舞台の映画にも関わらず、50年前のアール・デコを引用するスタイリッシュな作品だ。
そう語りながら、銀色のラメ入り生地でレストアされたばかりの、じつにアメリカン・デコなオーバースタッフド・イージーチェアをバンに積み込む。
手を貸しながら、その大きな椅子の使い道をたずねると、ザブルキーはひとこと。
ヒーローのアパートメントの真ん中に置く予定だ。
ブレランをめぐる暴言 2/3 「クォーター・センチュリー」_a0077842_1347166.jpg

↑ 当店のブレラン専用ショーケースにならぶ関連フィギュア。左はロイ・バッティのandroid 001、ウィンドーボックス入りがトイズシンジケート製。右はCRMトイズ製デッカードでパッケージには堂々と“無許可”の文字が印刷されている。


自分のまわりでたびたびブレランが話題にのぼり、まだ撮影さえ始まっていないその映画とは見えない糸で結ばれているような気持ちになっていた。
ある時、メルローズ通りの古着屋でスタジオ・クルーが50〜60年代の古着を大量に買ったとか、彼らは撮影が終わると汚れたままの衣裳をまとめて処分しに戻ってくると聞いたが、頭の中で不思議にブレランとリンクした。
翌1982年の夏、その古着屋フリックスはブレランで使われた山ほどの衣裳を売っている店として話題になった。
もちろん店主も出かけて行き、古着ではなく映画用に仕立てられた薄手の綿コートを1着20ドル足らずで何着か手に入れた。
劇中ダウンタウンの雑踏でエキストラたちが着ていたものだった。
そのコートはブレランを指示する日本の友人たちにプレゼントした。
SF作家の川又千秋さんや日本版スターログの編集長がそれをとても気に入り、長いあいだふだん着に使っていたように記憶する。

ブレランとの巡り合わせ、運命のようなものを確信する時が遂に到来した。
件のコートを着たエキストラでごった返す撮影現場に入ることが許され、ほんの数メートル先でハリソン・フォードが銃を撃つアクションカットを目の当たりにできたのだ。
まさかその銃がのちに伝説化するなどとは露ほども知らず。
短い時間だったがスコット監督と言葉を交わすことができた。
ハリソン・フォードとは当時の店主のアパートをお忍びで訪ねてくれた日からおよそ3ヵ月後の再会だった。
ブレランをめぐる暴言 2/3 「クォーター・センチュリー」_a0077842_154952.jpg

↑ カスタムメイドのロイ・バッティ12 inch.映画クライマックスの出で立ち。


最近、別のルートからブレランのライセンスが一部動いたとの情報があった。
イタリアのアパレル・ブランドDIESELがブレードランナーと名付けたニューラインを次期秋冬ものに投入するとか。
ブラスターを商品化したOFF WORL MFGの主催者は新規の刻印を使った理由のひとつに訴訟の回避を挙げていたが、まさしくそういう時期が到来したのかもしれない。
個人のガレージメーカーなら見逃してくれるのか。
関連商品を量産したり、利益を得てきた会社は窮地に立たされることになるのだろうか。
オフィシャルなブレラン製品をプロデュースすることに懸命な知人はといえば、別の問題を抱え込んでいた。
通常の契約金とは比べようもない額を要求されそうなで、このままでは何もできないというのだ。
ライセンスをクリアするために1年を費やしたイタリア人弁護士としては、半端なビジネスに興味はないということなのか、強硬な気配だとも。
今年2007年6月25日で、ブレランはアメリカ初公開された日からちょうど25周年を迎える。
クォーター・センチュリー(四半世紀)、この節目の年にブレランをめぐる楽しい出来事がひとつでも多く生まれることを期待しないではいられない。
つづく。

当店在庫より、フィギュアいろいろ。
# by tomenosuke_2006 | 2007-03-27 21:22 | TV・映画・ビデオ
海王星計画、沈没す。
ぁんだぁ、日本の大手業者がプロジェクト・ネプチューンを輸入することになったんだってさ。
あっちから留之助に売り込みがあったんで懐具合やら何やら考えてオーダー入れたんだけどね、ついさっき連絡がきた、日本の業者から卸してもらえって。
でも、ま、いいかぁ、ウチが細々売るよりはトイザラスなんかで売られた方がオモチャにとってはシアワセってもんだし。
幸か不幸かでいえば、ウチが扱うオブジェモチャって、不幸な子たちってこと?
早々にご予約いただいた皆さんには、本当にごめんなさい。
# by tomenosuke_2006 | 2007-03-26 16:36
海王星計画、始動す。
オモチャには分かりやすいのと、そうでないのがある。
まぁ、ここで採り上げるやつのほとんどは後者のクチだね。
分かりにくいから、理解者も少ないから、売れにくいから・・・留之助、みたいな。
留之助でしか扱ってない新作オブジェモチャって、いまじゃけっこうな数(在庫)になったよ、胸張っていうけど。
よそのお店で気軽に買えるのをウチでやったって、新興だもの、勝負にならない。
っていうより、大多数に指示されてるみたいなものに、店主、あまり興味ないんだよね、いまさら。
だからこういうラインナップになる、12個仕入れて8個売れ残る、みたいな。
メインストリームよりは場末、真っ当よりは出来損ない、生徒会長よりは落ちこぼれと遊んだ方が、けっこう意表突かれて面白いよ、昔からそうしてきた。
そんなノリで日夜、商品仕入れに励んでいるのです。
前置きが長くなっちゃったね、で、これどー思います?
海王星計画、始動す。_a0077842_15444279.jpg
けっこう、分かりやすいんじゃありませんかぁ、じつにアニメ・キャラ的。
やっと契約に漕ぎ着けたメーカーさんSuper Rad Toysのニンギョー・プロジェクトよりは、MEDICOMのVCDディズニー・キャラ(下呂市の倉庫に山ほど在庫あり)に近いよね。
なのに日本の同業者さん、なかなか入れようとしないから留之助でなんとかしてみようかなーって。
ご紹介しましょう、Moon Toad ProductionsからリリースされたProject Neptoon(プロジェクト・ネプチューン=海王星計画)の6人の仲間たち。
ネプチューン(海王星)は正確にはNeptuneと書くんだけれど、マンガのCartoonにひっかけてLooney Tunes(ルーニー・テューンズ)みたいにNeptoonにしましたと、だからスペル間違ってません。
プロジェクト・ネプチューンのクリエイターはSam Fout(サム・フォート)、30代のアニメーターで、ディズニー・スタジオやカートゥーン・ネットワークの仕事したり、オハイオ州立大でファインアートの講師として教壇にも立っている。
地球滅亡後の26世紀、人間化した動物たちが地球に代わる海王星を争奪しあう物語がプロジェクト・ネプチューン。
彼ら動物には武力によって世界を治めようとして絶滅した人間の業を模倣する習性があるんだとか、アイロニーたっぷりの物語は2005年秋に企画され、すでにサムの絵でコミック化、あとは映画化を待つばかり。
2006年のSDCCではじめて主要キャラ6体の立体プロトが公開され話題になり、最近、それをもとに商品化された。
海王星計画、始動す。_a0077842_19335385.jpg
素材はソフビ、サイズは上の3人が5 inch(約13センチ)、下の3人が7 inch(約18センチ)、それぞれ初回生産500個、まだまだマイナーだから。
キャラ名はっていうと、左上から右へチームアメリカのパイロット、キャプテン・ジャック・マドックス、その仲間のキャデット・スライド・オルソン、元秘密諜報員のナンバー・ワン。
左下から右へ、ちょっと異常な共和国リーダーのメイジャー・リッパー、共和国の軍人でありリッパーの忠実なるしもべナンバー・スリー、二重スパイのスペシャル・エージェント・カクジィ。
きっと上と下は敵対するんだろうな、で、右下のカクジィは上の仲間だったけれど何か弱みを握られてムリヤリ二重スパイにさせられたとか、面白そうな話じゃございませんか。
プロジェクト・ネプチューンは4月はじめに入荷予定、6個セットとバラ売りの両方を検討中だよ、お忘れなく。

サム・フォートのコンセプトアート集。
# by tomenosuke_2006 | 2007-03-26 00:09