Circus Posterusの名作、10月5日発売
COMING SOON: The masterpieces of Circus Posterus
Circus Posterusの名作、10月5日発売_a0077842_21563444.gif
2024-08-29のブログ2024-08-30のブログで2回にわたってご覧いただいたアーティスト・デュオ、Brandt Peters(ブラント・ピータース)とKathie Olivas(キャシー・オリヴァス)の激レア作品を10月5日に発売します。
ただしブログでお話ししたとおり、近く竣工する新居に飾りたいとお問い合わせのヘビー・ユーザーさんご購入後の作品となりますのでよろしく。
ひたいに "23" の文字が手書きされた写真のような未紹介作も若干ですが追加の予定。
Circus Posterusの名作、10月5日発売_a0077842_23241174.jpg

# by tomenosuke_2006 | 2024-09-27 15:14 | 留之助限定モチャ
留ブラの次なるフェーズ - 15
Tomenosuke Blaster Gas Gun - 15

留ブラ・ガスガンの進捗について多くのお問い合わせが寄せられています。
そこで現状報告を。
留ブラの次なるフェーズ - 15_a0077842_11353912.jpg
製造の元請けはA!CTIONさんですが、実際の開発製造は栄商金属さんが担当してみえます。
両社ともにガスガンを造った経験がないというのが、製造遅延の最たる要因です。
ハートフォードさんから製品価格の5%というロイヤリティでペガサスシステムの特許使用の許可が下りたものの、技術指導などは一切なく、現場はペガサスシステム搭載のガスガンを何点か購入し、分解して、構造の研究から始めなければなりませんでした。
さらに彼らの工場の設備が留之助所有のHWパーツ(チャーターアームズ・ブルドッグ・フレーム)の金型に対応できないことが判明したり、ABSパーツ(マガジンハウジングとマガジン)やレジン・パーツ(グリップ)の研磨のノウハウがないと言われたりで、その都度、留之助が文字通り東奔西走しなければなりませんでした。
もとよりすべての製造費が高過ぎて、今さら金型を引き揚げ旧来の工場に頼むわけにもいかず、留之助のできる範囲でコストカットを進めてきました。
たとえば29種類に及ぶ切削パーツの製造も旧来の工場に依頼して、A!CTIONさんから提示された見積もりの1/4以下に抑えることができました。
とにかく製品を知り抜いていた留ブラ(モデルガン版)の工作チームのようにはいかず、かつて常識だった後加工やパーツの調整についても、そのつど現場から問い合わせがあり、徳信尊氏が対応しているのが実情です。
当初、A!CTIONさんから提出された製作工程表では7月下旬には試作用先行加工が終わり、9月初頭から本組立が始まるはずでしたが、まだまだといった感じ。
留之助としては年内に販売まで漕ぎ着けたら上等だと思っています。
以下は栄商金属さんとの最近のやりとりです。

下3点のカラー画像は9月12日に栄商金属の技術者さんから届いたもの。
シリンダー・フルートの0.3mmの肉厚化を承認しました。
留ブラの次なるフェーズ - 15_a0077842_10120223.jpg
留ブラの次なるフェーズ - 15_a0077842_10120507.jpg
留ブラの次なるフェーズ - 15_a0077842_10121091.jpg
下は栄商金属さんにお渡ししている留ブラ(モデルガン版)のレシーバーの図面です。
その図面が添付されたメールが9月19日に届き、次の質問が記されていました。
「図面上では矢視Rにおいて30°で現物合わせの肉取が指示されております。頂いたサンプルを確認しましたところ、内側にもう一段階肉取りが確認できます。この肉取においては角度、寸法指定はございますか。もしくは、ボルトの動作がスムーズにいくよう現物合わせの加工でよろしいでしょうか。気になった点としまして、サンプルのボルトの動作を確認しますと、この肉取箇所にてわずかな引っ掛かりが感じられます。こちらは、意図的に引っ掛かりを作っているものでしょうか。」
留ブラの次なるフェーズ - 15_a0077842_14551624.jpg
技術的な質問の回答は徳さんの担当。
下の画像を添えて、次のように返事をしてもらいました。
「この部分の加工ですが、下画像の赤線の幅を3.5mm にしていただき、肉取りは現物合わせの寸法でお願いいたします。ボルトの引っ掛かりは意図したものではありません。スムースに動く様にお願いいたします。」
留ブラの次なるフェーズ - 15_a0077842_15023830.jpg
注)冒頭の画像は留之助の要望を元に写真家 平澤 秋人氏が製作されたモックアップを、氏自ら撮影したものです。
これが留ブラ・ガスガンの最終仕上げのガイドになります。

# by tomenosuke_2006 | 2024-09-26 10:33 | 留之助ブラスター
新カリオペ・ジャッカロープのヘッダーカードです
COMING SOON: new Caliope Jackalope by Kathie Olivas

フル彩色版は2016年のピンク・カリオペ・ジャッカロープ以来。
つまり8年ぶりの名作の帰還となります。
Kathie Olivas(キャシー・オリヴァス)デザイン、mirock-toy原型、近々発売。
お楽しみに。
ちなみにキャシーの夫君Brandt Peters(ブラント・ピータース)の、これまた8年ぶりのフル彩色版スティンジー・ジャックも同時発売します。
じつは彼らから届いたスティンジー・ジャックのヘッダーカードにブラントがサインするのを忘れ、いまサイン入りが届くのを待っている状況なんです。
届き次第、彼らと協議の上、足並み揃えて発売します。
これまでどおり、キャシーとブラントのギャラリーStranger FactoryとウェブストアCircus Posterusが北米で、留之助が北米以外の全世界向けに発売します。
新カリオペ・ジャッカロープのヘッダーカードです_a0077842_14531265.jpg

ブラント・ピータース & キャシー・オリヴァスのアーティスト・デュオと留之助とのコラボ・ブランド、T+CP(Tomenosuke + Circus Posterus)について。

ブラントとキャシーが主宰するアーティスト集団 Circus Posterus のメンバーのデザインを元に、留之助が原型製作からソフビの生産までを担うクリエイティブ・アソシエートとして、2012年にスタートしたのが T+CP です。
これまでにmirock-toy原型によるChris Ryniak(クリス・ライニャック)とAmanda Louise Spayd(アマンダ・ルイーズ・スペード)のアーティスト・デュオ・ソフビをはじめ、Tara McPherson(タラ・マクファーソン)デザインのソフビを製作・販売、世界中のコレクターから熱い支持を集めてきました。
今回の企画は、ハロウィンに向けてブラントとキャシーのソフビを復活させたいという留之助のアプローチから実現したものです。
これまでの購買層が留之助の扱うアート・トイ・ファンに限られていたのに対し、この作品からはOne up.秋葉原店をはじめ、上海の初见画廊に販売のサポートを仰ぎ、より多くのソフビ・コレクターにアピールしていく予定です。
T+CP の今後にご期待ください。
新カリオペ・ジャッカロープのヘッダーカードです_a0077842_14531583.jpg
These images are the header card of the new Calliope Jackalope. We are now waiting for the Stingy Jack card to arrive from US.
Kathie Olivas and Brandt Peters' gallery Stranger Factory and web store Circus Posterus will sell the works in North America, and Tomenosuke will sell the works worldwide outside of North America.
# by tomenosuke_2006 | 2024-09-25 14:16 | T+CPモチャ
9月24日は「世界ゴリラの日」
September 24th is "World Gorilla Day"

毎年9月24日は「世界ゴリラの日」。
絶滅の危機に瀕しているゴリラとその生息地を守ることを目的として、マウンテンゴリラの研究者である故ダイアン・フォッシーの研究センター設立50周年を記念して、2017年に制定されました。
フォッシーとはルワンダの森林で18年間にわたりマウンテンゴリラの生態系の調査を行ったアメリカの動物学者です。
研究に没頭するあまり一線を超え、いつしか何人もの敵を作ってしまったといいます。
1985年12月、何者かに惨殺され、いまだに犯人は見つかっていません。
そのフォッシーが1983年に上梓した自伝的著書『霧のなかのゴリラ - マウンテンゴリラとの13年』は、1988年にシガニー・ウィーバー主演で映画化もされました。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、ウィーバーが実際に本物のマウンテンゴリラの群れの中に入って演技をしたことでも有名な『愛は霧のかなたに』です。
ただし彼女の存在を次第に認めていく劇中もっとも目立つボス・ゴリラだけは、特殊メイク・アーティストのリック・ベイカーが自作・自演した精巧なキグルミでした。
ともあれ「世界ゴリラの日」に、どうか空想の霊長類 マンモスコングも仲間に入れてもらいたいと切に思うのでした。

"マウント工房 努" 版のご注文はこちら→9月26日23時59分発売
9月24日は「世界ゴリラの日」_a0077842_19512143.jpg
そういえばマンモスコングのキグルミを自作・自演した高木新平さんこそは、ベイカーよりも古参の元祖ゴリラ役者ではありませんか。
来週日曜日発売のソフビ・マンモスコング "マウント工房 努" 版は、じつはOne up.さんとお付き合いのある "努” さんの「マンモスコングを塗ってみたい」という一言から始まった企画です。
で、去る6月14日に届いた彩色サンプル画像を見て、グロスとメタリックの絶妙なバランス、表情豊かで細密な描写に心打たれました。
高木新平さんも肉体労働者的風貌きわめて強く、逞しく汗ばんだような濃い肌色がリアルです。
というわけで、留之助が初めて見て感動した "努” さん撮影の彩色サンプル画像の一部を、「世界ゴリラの日」を祝してご紹介させていただきます。
ちなみに小さい子は、以前 One up. さんから発売された "努” さん作のマウントゴリラです。

One up.秋葉原店さんでもお買い求めいただけます→9月26日12時発売
9月24日は「世界ゴリラの日」_a0077842_20001705.jpg
9月24日は「世界ゴリラの日」_a0077842_20074516.jpg
9月24日は「世界ゴリラの日」_a0077842_20055559.jpg
9月24日は「世界ゴリラの日」_a0077842_20082972.jpg
Ⓒ川内康範/宣弘社

# by tomenosuke_2006 | 2024-09-24 21:04 | 留之助オリジナルモチャ
カスタム・ダイナグレネード、近日完成
Dinogrenade by Ron English - Hisashi Futamura paint custom

これ、まえからやりたかったヤツ。
ずっと発売しないで保管していたダイナグレネード4点を、パッケージにあるような陰影きかせた重厚作に生まれ変わらせるべく、カスタムトイ作家の二村寿士さんにお願いしていたんですが、最初の1点が届きました。
彫りの深い顔立ちのソース顔なダイナグレネード、こういうのが欲しかった。
ぜんぶ塗り上がったら発売します。
カスタム・ダイナグレネード、近日完成_a0077842_14111767.jpg
カスタム・ダイナグレネード、近日完成_a0077842_14154011.jpg
カスタム・ダイナグレネード、近日完成_a0077842_13420969.jpg

# by tomenosuke_2006 | 2024-09-23 12:25 | イマモチャ