アンドロイド・ミニフィギュア・プラットフォームの最後のシリーズ
Circus Friends Android Series by Andrew Bell
アンドロイド・ミニフィギュア・プラットフォームの最後のシリーズ_a0077842_20052892.jpg
最近頻繁に名前の上がるAndrew Bell(アンドリュー・ベル)さんの最新作の紹介です。
2010年にスタートしたアンドロイド・ミニフィギュア・プラットフォームの、ちょっと寂しいですが、これが最後のシリーズらしいです。
名付けて "サーカス・フレンド"。
もう、徹底的にチャーミングなデザインの詰め合わせ。
クラシックなサーカスのパフォーマーやコスチュームを着た動物、楽しいアクセサリーをフィーチャーした9種類の異なるキャラクターがブラインド・ボックスに封印されて、入荷は10月初めになります。
留之助では手にするまで中身がわからない単品販売と、全キャラクターがコンプできるケース販売の2本立てを計画しています。
アンドロイド・ミニフィギュア・プラットフォームの最後のシリーズ_a0077842_20040332.jpg
アンドロイド・ミニフィギュア・プラットフォームの最後のシリーズ_a0077842_20040657.jpg
アンドロイド・ミニフィギュア・プラットフォームの最後のシリーズ_a0077842_20394662.jpg

# by tomenosuke_2006 | 2024-09-12 01:15 | イマモチャ
平澤 秋人氏撮り下ろし "M1914・アンクル・タイプ"
"The Mauser M1914 U.N.C.L.E. type" photo by Akito Hirasawa

エアガンとモデルガンの総合卸商社 フジカンパニーさんからのリクエストで、留之助製 "M1914・アンクル・タイプ" の宣伝用写真を、留ブラ・ガスガンの製品撮影でお世話になっている平澤秋人氏に撮影してもらいました。
撮影に使った各種小物は留之助の倉庫や書庫から調達しました。
また、画像内のテキストは仮のものです。
平澤 秋人氏撮り下ろし \"M1914・アンクル・タイプ\"_a0077842_00582586.jpg
平澤秋人氏のFB→Akito Hirasawa
# by tomenosuke_2006 | 2024-09-11 00:09 | 留之助プロップレプリカ
"ミミ・ザ・カニバル・ガール" メタル・クィーンをよろしく
"MIMI The Cannibal Girl" Metal Queen Edition will be released on September 12th at 11:59pm(JST).

発売は9月12日23時59分。
発売数5点(1/8〜5/8)、先着順に受け付けます。
注文が殺到する場合は、留之助の分(6/8)とシブヤメッキさんの分(7/8)を放出します。

お話しするのをすっかり忘れていましたが、今回のメタル・クィーンはシブヤメッキさんにメッキ以上の仕事をお引き受けいただいたからこそ実現できた特別な作品でした。
あの口から滴り落ちる真っ赤な血は、これまで彩色マスクを使って塗装してきたのですが、メッキをかけた分だけ厚みが増して彩色マスクがフィットせず、シブヤメッキさんの奥様が1体ずつマスキングテープを切り貼りして塗装の下地を作ってくれたのでした。
あらためて感謝申し上げます。

ご注文はこちらから / ORDER HERE→メタル・クィーン
\"ミミ・ザ・カニバル・ガール\" メタル・クィーンをよろしく_a0077842_00065796.jpg
\"ミミ・ザ・カニバル・ガール\" メタル・クィーンをよろしく_a0077842_00070116.jpg
\"ミミ・ザ・カニバル・ガール\" メタル・クィーンをよろしく_a0077842_00070409.jpg
\"ミミ・ザ・カニバル・ガール\" メタル・クィーンをよろしく_a0077842_00070702.jpg
注)画像ではミミの口の中が真っ赤に染まっているように見えますが、これはクリアレッドで塗られた槍が映り込んだからで、実際はクロームの鏡面状態です。

Note: In the image, the inside of Mimi's mouth appears to be dyed bright red, but this is due to the clear red spear being reflected in the image; in reality, it is a chrome mirror finish.

# by tomenosuke_2006 | 2024-09-10 23:06 | 留之助オリジナルモチャ
一粒で二度美味しいのが2種類
"An American Werewolf in London" - Nightmare Demon Figures

2024-07-22のブログで、カルト人狼映画『ハウリング』(1981年)のフィギュアが2025年1月入荷とお知らせしましたが、その兄貴分的映画『狼男アメリカン』(1982年)のナイトメア・デーモン・フィギュアが先に入荷しそうです。
一粒で二度美味しいのが2種類_a0077842_20321511.jpg
それにしてもウィキペディアって、ほとほと当てにならないなぁと思ったのは、『狼男アメリカン』の解説を読んで以来のことでした。
つまり、「特殊効果担当のリック・ベイカーは、同業者で弟子にあたるロブ・ボッティンが狼男映画『ハウリング』にて手がけた変身シーンに刺激を受け、本作では「明るい光の中での変身」という意欲的なシーンに挑戦。これにより、1981年のアカデミー賞にてメイクアップ賞を受賞している。」っていう記述。
アカデミー賞のくだりは別として、あとはぜんぶウソです。
まず「ロブ・ボッティン」じゃないです、「ボーティン」です。
で、本来はリックがファースト・アシスタントのロブを従え、ジョー・ダンテ監督の『ハウリング』に参加したのですが、プリプロダクションのころ事件が起きました。
長年温めてきた『狼男アメリカン』の脚本がユニバーサル・スタジオに売れて映画化が決まったジョン・ランディス監督から、盟友のリックに声がかかったのです。
ちなみにリックは、ジョンのデビュー作『シュロック』(1973年)のためにタイトルロールの猿人(ジョンが演じた)のキグルミを作ったり、デビュー2作目の『ケンタッキー・フライド・ムービー』(1977年)では自前のゴリラのキグルミを着て特別出演した間柄。
もちろんオファーを受け入れ、狼人間変身シーンのノウハウをロブへの置き土産に、ジョンとともにロンドンへ渡ったのです。
そんなリックがこしらえた狼人間の変身シーンは、『ハウリング』とは対照的でした。
『ハウリング』のそれはカラダが変形していく様を変態かつ快感とともに描いたのに対し、『狼男アメリカン』の変身は苦痛と悶絶の極み。
もう痛々しくて見るに忍びない名シーンでした。
一粒で二度美味しいのが2種類_a0077842_22231334.jpg
一粒で二度美味しいのが2種類_a0077842_22300626.jpg


Nightmare Demon Werewolf

けれどリックのモンスター・メーカーとしての並々ならぬ才気を感じさせてくれたのは、狼男の変身だけではありませんでした。
むしろ狼男が憑依した主人公ディビッドが見る悪夢に登場する怪物たち ナイトメア・デーモンこそ、脇役にしてはきっちりデザインされた横暴で遠慮知らずでカッコいいモンスターだったのです。
これまでもディビッドの親友で狼に襲われ絶命したジャックのゾンビ風亡霊とか、ディビッドの成れの果てのオオカミとかがフィギュア化されてきましたが、ナイトメア・デーモンこそはダークホース、いちばんフィギュア化してほしかったキャラクターなのです、留之助的には。
しかも1体に交換可能な別デザインの頭が付属して、一粒で二度美味しい仕様。
ちょっと頭でっかちなのが、ますますオモチャっぽくてよろしい。
アタック・ピーターの半魚人のMONDO製なので、期待は爆上がりです。
入荷を楽しみに待ちましょう。
一粒で二度美味しいのが2種類_a0077842_22255409.jpg
一粒で二度美味しいのが2種類_a0077842_22340146.jpg


Nightmare Demon Mutant


# by tomenosuke_2006 | 2024-09-09 22:15 | Sci-Fi Classicモチャ
ソフビ・マンモスコング "マウント工房 努" 版
Sofvi Mammoth Kong "Mount Kobo Tsutomu" version

先月中頃の "X"(twitter)で、「留之助商店のマンモスコング、欲しいんだけどバリエーションが矢継ぎ早に出るのと転売ヤーの動きが早すぎて購買意欲が削がれてしまうってのがあってまだ手を出せずにいる。オールクリアのヤツとか出たら買おうかなとか思ってみたり。あとは、、、ソフビはmimiちゃんだけにしたいってのもあるかな」っていう投稿を見て、とくに「矢継ぎ早に出る」っていう個所に引っかかったというか、ちょっと考えさせられました。
これまで留之助では国内外のアーティストさんとコラボして100種類以上(バージョン違いを1種類として計算)のソフビをプロデュースしてきましたが、とりわけマンモスコングについては1年もたたないうちに10種類ものバージョンを出して、確かに他の留之助ソフビとくらべると超ハイペース。
「矢継ぎ早」と言われても仕方ないと思いながら、じつはそれなりの理由があるのでした。
たとえばマンモスコング以外のソフビには作家さんがいて、完成するまでそこそこ神経を使います。
時には話が噛み合わず収拾に気を揉んだり、ことのほか時間がかかったりします。
その点マンモスコングはストレスフリー。
テレビ番組や絵本に登場したキャラクターを下敷きに、mirock-toyさんがソフビ用に再現してくれた見事な素体を、自由に味付け・味変できる。
気心の知れたソフビのエキスパートからお知恵を拝借したり、ソフビ工場の提案に耳を傾けたり、とにかく新作のアイディアが次から次に押し寄せてくるのです。
矢継ぎ早と言われようと、創作意欲が旺盛なうちは作り続けたいと思うのでした。
というわけでで、次回作は既報のデュオトーン版で進んでいたのですが、なんと伏兵出現。
4月上旬、One up.さんからソフビの彩色で有名なマウント工房 努さんをご紹介いただき、10体だけフル彩色版の製作をお願いしていたのですが、なんの前触れもなく、そのうちの5体が完成し送られてきたのです。
生々しくメタリックな皮膚、象牙色のキバ、濃淡の波打つ体毛、どこをとっても美しい。
またしてもソフビ・マンモスコング・シリーズに傑作が加わりました。
あとの5体が届き次第、One up.秋葉原店さんと留之助で5体ずつ販売する計画です。
続報をお待ちください。
ソフビ・マンモスコング \"マウント工房 努\" 版_a0077842_19265709.jpg
ソフビ・マンモスコング \"マウント工房 努\" 版_a0077842_19270075.jpg
Ⓒ川内康範/宣弘社

# by tomenosuke_2006 | 2024-09-08 18:47 | 留之助オリジナルモチャ