60年代が45オートなら、50年代はSF銃。
以前、1960年代の亜鉛合金製テッポモチャヒューブレー・45オートのこと紹介したと思うけど、好きで集めてる割には引き合いがないのがちょっとさびしい。
ま、どっちかっていうと留之助はそんなオモチャばっかりなんだけどね。
ストイックな造りのP38アンクルタイプやブラスターで遊ぶのも楽しいけれど、ちょっと小ぶりで創作の入ったヒューブレーをたまに握るといい気分転換になる。
適度な重量感、ヒヤッとくる鉄の感触がてっとも心地いいし。
で、きょうはそんなヤツの兄貴分(下の写真)についてのお話である。
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兄貴とは1950年代のAtomic Disintegrator(アトミック・ディシントゥグレイター=原子破壊銃)という、なんともオッソロシィ名前の製品、見るからにSF銃。
材質は45オートと同じ亜鉛合金の本体にプラのグリップ、の赤いのがかわいいでしょ。
百連発の巻火薬(キャップ)を入れる弾倉がトリガー回りといっしょにストンと下に出てくる工夫(左上の赤丸の写真)が、分かる人には分かるヒューブレーらしさなんだな。
簡単にSF銃といったけれど、もとをたどると大むかし、1930年代にフィリップ・ノーランの原作小説を漫画家ディック・コーキングが新聞連載したバック・ロジャースに行き着く。
弾丸の格納部分がない不思議なかたちの銃、通称レイ・ガン(光線銃)。
それをお手本に、厚めの金属板をモナカプレスした黒色仕上げのものが1934年に、その3年後にひと回り大きな金色仕上げの豪華版が、漫画と同じバック・ロジャースのロゴ入りで発売されたのだ。
引金を引くとZAPP(ザップ)と音がするところからザップ・ガンとあだ名され、いつの間にかSF銃はナンでもカンでもザップ・ガンと呼ばれるようになった、時代があった。
アトミック・ディシントゥグレイターという名前、けっこうハッタリが効いてるけれど、これはきっとレイでもザップでもない、世界で最初のSFキャップガンなんだと、そういうヒューブレーの主張みたいなものが感じられてほほえましい。
a0077842_011273.jpgと、ここまで書いて大事なこと思い出したよ。
こんなことしてる場合じゃない。
バック・ロジャースとよく似たスぺ・オペの、アレックス・レイモンドが創作したSF漫画で1936、1938、1940年と3度も映画化さたフラッシュ・ゴードン。
SWのジョージ・ルーカスが影響を受けたというその古典SF映画のDVD版が発売になるとかで、去年の春だったっけ、ライナーノート頼まれて書いたんだけど、約束の商品、まだもらってなかったじゃんかぁ、催促のメール出さなきゃね。
じゃぁ。
# by tomenosuke_2006 | 2007-02-19 00:27 | ムカシモチャ
ゲイリー・ベースマン、ゲット。
チャリティ・アート・オークションに出品されていたゲイリー・ベースマン作品の落札に成功したよ。
ヤフオクのようなまだるっこしい自動延長システムの一切ない1発勝負のebay、とくに人気の出品物は最後のン秒で勝敗が決まる。
店主のような小心者は時間が迫るにつれて心臓バコバコしはじめて、血圧が上昇していくのが分かるんだけれど、ふつうはそれでも2、3分ぐらいまえから。
が、このゲーリー作品は1時間まえから徐々に鼓動が高鳴りはじめ、本当にからだに悪いよ。
入札は十分な金額を終了時刻間際5秒まえにブッ込む。
それでも、もっと大きな金額を自動入札して、スタンバッてる人がいることも。
とにかく熾烈な戦いを勝ち抜いた店主はいま、どう金策しようかと新たなる問題を抱えることになったのだった。
もうひとつ、狙ってるのがあるんだけれど、これもベースマンに負けず劣らずの人気作、どーしよー。
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左がゲイリー・ベースマンの完成作品、右が下絵のビンテージ・アート。今回のアート・オークションに出品された作品コンセプトのひとつが、ビンテージ・アートの上に作家が思い思いのイメージを重ねるというもの。その下絵の選び方にも作家のテイストが表れるし、ぴったりマッチした作品とそうでないものがあるように思える。店主はまず贔屓のアーティストを狙い、そのマッチ度で入札する作品を絞り込んだのでした。


# by tomenosuke_2006 | 2007-02-18 10:06 | ロウブロウアート
こういうゴリラズが・・・。
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CMYK、WHITEの次ぎにこの2-Toneという商品がラインナップされてたのは知ってたけれど、キッドロボット直営3店舗とオンランショップだけの取り扱いだってこと、さっき分かったよ。
いまのところ発表されてはいないけれど、おそらく1000個以下の限定でしょう、発売と同時に即完売っていうパターン、目に見えてます。
ご入り用のゴリラズ・ファンのみなさんは、発売開始時間厳守でオンラインでの購入に挑戦してみてください。
ちなみに2月22日(木)東部標準時間午前11時、日本の23日(金)午前1時スタート。
May the force be with you !
# by tomenosuke_2006 | 2007-02-18 07:57
El Pandas & Tequilasだよ。
MUTTPOP、つまりマット=おばかでポップっていう名前のオモチャメーカーから出てる覆面ギャングの話題。
コミック・アーティストでイラストレーターのJerry(ジェリー)とGobi (ゴビ)のコンビが創作したエル・パンダ(下の写真)とテキーラを日本で流行らせれないかって、馴染のディーラーさんから連絡もらった。
たいしたビジネスしてるわけでもない留之助にこんなオファが舞い込み、うれしい、でも力になれそうじゃないから弱る。
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最近も別のディーラーさんからこんな問い合わせが。
11月のブログで紹介したゲイリー・ベースマンがパッケージに絵を描いたヒント・ミントなんだけれど、食品関係ではこれ以上ないっていうくらいセレブなお店DEAN & DELUCAで売られたというのに、大量に売れ残ったらしく、最安値で引き取る気はないかっていわれたんだ。
これは日本の輸入元さんの作戦ミスだったよね。
デザイナーズトイとかロウブロウアートを皆目知らないDEAN & DELUCAのお客さんに、ベースマンの解説ラベル貼ってアピールするのもいいけれど、オモチャの流通を忘れてたというか、ぜんぜんそれに気付かなかった。
ま、何も知らないで商売しちゃダメだってことさ(エラソーに)。
東京ならFEWMANYさんとかOne-upさん、名古屋ならSPANKYさんのようなお店で、デザイナーズ食玩みたいなノリで置いてもらってたら、ぜんぜんちがう広がり方したと思うよ。
もちろん、うちじゃなんともできないってお断りした。
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でも、エル・パンダとテキーラの、とくに新作はなんとかしたい。
あのコジックさんがコラボで参加、エルパンダをお色直し(上の写真)したり、ジェリーとゴビが完成させたテキーラの素体をいっきにアナーキーに仕上げたのだ、もちろんパケもスゴイよ。
でも、仕入れるにはきびしい条件をひとつクリアする必要が。
たった100個しか作られず、いま現在20個しか残っていないコジック・テキーラひとつにつき、エル・パンダのグレー(いちばん上の写真の左側=正式名はクラシコ・エル・パンダ)とグリーン(右側=オリジナル・エルパンダ)を6個ずつ注文入れなきゃなんないのよ。
そうすればコジック版エル・パンダも買ってよし、なんだけど、考えどころだよね。
グレーとグリーンをセットで買ってもいいよって人、いませんかぁ、せめて3人くらい、原価で提供いたします。
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↑ これが問題のコジック・テキーラ! ムショーに欲しい。
# by tomenosuke_2006 | 2007-02-18 00:07
ファットキャップにハマっていく自分が怖い。
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最近ワンオフの20インチ・ファットキャップの傑作をふたつも手に入れて、ダニーのからだにスプレー缶の頭した変な子、見ていたら、ほかの仲間も気になって、気になって。
ファットキャップのミニフィギュアは仕入れない、売らないのつもりでいたけれど、自分用に買うのはいいかなぁって思うしまつ。
コンプリート・セット売る人いないかと、ebayちょこちょこ覗いてます。
ミニフィギュア第1シリーズはぜんぶで18種類、アーティストを調べてたらイタリアのあぶない漫画家Elfo(エルフォ)がひとつデザインしているのが分かり、ますます。
下のElfoの絵、クリックすると18禁の漫画に飛びます。
子供はここから先、立ち入り禁止。
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# by tomenosuke_2006 | 2007-02-17 00:00
やっぱりねっていうか。
キッドロボットの手配ミスで2月14日のUPS便に載せられたために、まだ到着まえなんだけれど、JLEDことジョー・レッドベターの新作ピンク・ティーターが、思ったとおりっていうか、これまたオベイ・ジャイアントみたいに、即完売しちゃったね。
キッドロボットのオンラインに限らず、向こうのショップはどこも売り切れ。
と同時にebayに出品されるというのが、当たりまえになったみたい。
当店(というより店主)は特約店契約していて予約注文入れられるからいいけれど、むかしみたいにコレクターしてるだけだったら、あせっちゃうよね。
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# by tomenosuke_2006 | 2007-02-16 10:19
日記風。
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2月15日(木)朝、コイルさんから届いた新ブラスターの画像をアップしたあと、留之助商店へひさしぶりに出勤。
自分でいうのもナンだけど、いつ来ても楽しい店だねぇ。
2階のストックルームをスタジオ代わりに、岐阜市から来てくれた従弟のカメラマンに留之助ホームページ用の、まずは額装済みロウブロウアートを撮影してもらう。
昼食後、お店に戻ると岐阜放送さんが店内を撮影中。
今度の土曜日、17日の18時〜19時の番組『飛騨國テレビ』で当店を紹介してもらえるんだよ、ありがたいことです。
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↑ ロウブロウアートの次は時代物家電の撮影。
テーマは店主少年時代の宇宙的デザインもの。
角がなく、流線型だったり、真ん丸だったりするラジオやテレビやレコードプレーヤーがいくつも。
ぜんぶレストア済みだけど、こんなのマジで使いたいって思う人、大枚投じて買おうなんて人、いるのかなぁ。
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↑ 買い手の心配してちゃはじまらないでしょ、デザイナーズトイの番。
留之助ホームページのデザイナーズトイの頭のページにある“Be@rbrick/ベアブリック”を“Super Rare & One Off/これだけ”に変更する予定なんだけれど、そこで展示販売する品物を念入りに撮影してもらう。
とっておきのコーナーになると思うよ。
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↑ ついでだから、こんなのも。
店主、デザイナーズトイはまずここらへんから入っていきました。
シリーズ10までは上の写真のようにきちんと専用ブリスターに入れてコンプリートしたけれど、それ以降は4ケース入りのカートンを2つずつ買ったまま、箱も開けてない、ほかのオモチャで忙しくって。
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↑ 最後は“WEIRD AND UNUSUAL STUFF/変で普通でないモノ”のスパイモチャの撮影。
これも店主少年時代の至極個人趣味の世界、ご賛同いただけるオジサン大募集です。

各種オブジェモチャの撮影は4時に終了、5時半には、そう、中京テレビのリアルタイムなのでした。
けっこう時間を割いて当店を紹介いただいたのにはビックリ、ありがとうございました。
大物プロップの値段をたずねられるシーン中心の構成で、それはそれで面白く仕上がってました。
ただしィ、いちばん旬なデザイナーストイについて店主が熱弁ふるった部分がぜんぶカットされてたのは・・・まっ、いっかぁ。
# by tomenosuke_2006 | 2007-02-16 00:16 | 留之助商店計画
正式名称は、CS&T Worldcon Model。
クリスマスにグリーティング・メールをもらったあと、しばらく静かだったRichard Coyle氏から新作に関する連絡が入ったのはおよそ3週間まえのこと。
「満を持して放つ」という言葉がぴったりの最新作CS&T Worldcon Modelは、まず15挺が製作され、いまからおよそ1週間後、幸運なコイル・ブラスター・ファンに向けて発送される。
その画像データがついいましがた届いた。
当ブログで公開する許可もいただいている。
新しいフレームに前バージョンのグリップを置いた興味深い写真(下)の他にぜんぶで4点、じっくり鑑賞してください。
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その他の画像はこちら。
# by tomenosuke_2006 | 2007-02-15 09:10 | プロップ
アートオークション続行中。
売上げのすべてがAlliance for Children's Rights(子供の権利を守る会)に寄付されるという注目のアート・オークションCharity by Numbers! Gala Event & Art Auction(多数参加の慈善事業!華やかな催しと絵画の競売)の近況だよ。
ぜんぶで93点に及ぶ大量の作品群はふたつのグループに分けられ、時間をおいてebayに出品されたみたい。
第1グループはあと余すところ3日、第2グループは5日、とりあえず店主がウォッチしてる作品の一部を紹介するね。
こーいう絵が最近の店主の趣味だと思ってちょーだい。
作風は異なるけれど、どれもロウブロウっていう同じフィールドで写生大会を思う存分楽しんだ少年たちの最新作。
彼らのゲージュツはバクハツなんかじゃなくって、むしろ遠くに上がる花火のよう。
控え目で、穏やかで、けれどしっかり華がある。
めちゃくちゃ日本芸能しちゃうけど、室町時代の能役者、世阿弥(ぜあみ)が能楽論で説いた“華”のことだよ。
つまり「観客の感動を呼び起こす芸の魅力、おもしろさ、珍しさ、またそれを追求・工夫し、感得する心の働き」(新辞林)ってやつね。
ま、そんなことよりも。
あくまでもウォッチだから、眺めるのはタダだから、でも、ひとつぐらいは記念に欲しいよね。
まずは第1グループから2作品。

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GARY BASEMAN
End time:Feb-17-07 16:09:42 PST
終了日時:日本時間2月18日9時09分


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JOE LEDBETTER
End time:Feb-17-07 16:12:05 PST
終了日時:日本時間2月18日9時12分



第2グループはこちら。
# by tomenosuke_2006 | 2007-02-15 07:49 | ロウブロウアート
Nico Berry確保、Dave The Chimp奪取。
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次々に新しいアーティストやら新しいオブジェモチャを話題にしているけれど、どーです、着いて来れてますか?
店主、息切れしてヘトヘトです。
が、ブログで語るデザイナーズトイやロウブロウアート、つまり留之助商店が扱うバタクサなポップでビビッドで、ときにはアナーキーでウェアードな、とにかくアンユージュアルな商品情報に関しては、若いモンには負けられないと。
日本語に訳すと、つまり留之助商店が扱う洋風な軽妙で生き生きとしていて、ときには無秩序で変な、とにかく普通でない商品は、子供にひとり占めさせたくないの一心で、オジサン、お金と時間を費やして、日々、研鑽を積んでるのだよ、あーシンドイ。
で、今回はNYベースのストリート・アーティストNico Berry(ニコ・ベリー)の番だね。
この子はブロック塀に落書きする一方で、デザイン・ビジネス界を縦横無尽に渡り歩く頼もしい青年。
NYのストリート系ファッションブランドMECCA(右上)や女の子用シューズブランドEighty-Twenty、スケボのThink Skateboards(左下)のデザイン、さらに雑誌、パッケージ、WEBなど各種メディアのグラフィック・デザインもこなす活躍ぶりなんだよ。a0077842_2138920.jpg
二コのキッドロボット・デビューはアパレルが先だったけなぁ。
とにかく同じころ、ミニフィギュア・シリーズのファットキャップをひとつ、迷彩仕立てで発表している(右)。
スプレーで吹いたような緑の色使いがものすごくうまい。
同じパターンでブルー系とピンク系のフーディをデザインしたんだけれど、あっという間に売り切れたみたいだね。
(店主、こっちの方はぜんぜん興味なしなんだけど、いちおういちばん下のリンク先に写真、載せとくね)
さてと、そんなことより本題だ。
2006年12月、NYのキッドロボットで開催されたファットキャップのリリース・パーティでひときわ話題になった二コ作のたった1コの20インチ・ファットキャップ(下)を確保したんだよ。
文句無しの傑作でしょう。
ファットキャップの全面にグラフィティとグラフィック、即興と秩序、現実と夢などなど、アーティスト・二コの才能がくまなく反映されて、こーいうのを真のオブジェモチャっていうんです。
んで、さらに、この二コの作品を持ってたアートディーラーさんが、このまえ話したデイブ・ザ・チンプ版もまだ売らずに持っているのが判明し、つまり2コ持っていて、一度はあきらめたアレも奪取してしまったのだ!(声のトーン、大きくなったの分かりますか? お恥ずかしい)
とにかくここに二コのをお見せします。
すでに丁重に箱詰めされて、こっちに向かって飛んでます。
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二コ作キッドロボット・アパレル。
# by tomenosuke_2006 | 2007-02-14 00:52