なーんも、考えたくない。
デッカード・ブラスターとかブレードランナーとか、いつものイマモチャ書くようなお気楽では向かえないネタっていうか、書き終わったあと、疲れたオジサンを発見する。
いまはもう、なーんも考えないでのんびりしたいからtokidokiの新作モチャの写真見て和むことに決ーめたっと。
なーんも、考えたくない。_a0077842_0125966.jpg
5月、STRANGEcoから入荷決定の、左のピンクはチャオチャオちゃん、右のクロはアディオス君です。
かわいいけど、ダークサイドただよってます。
身長は5 inch(約12センチ)、素材はいつものヴァイニール。
留之助としてはニンギョー・プロジェクトに次ぐふたつめのtokidokiモチャとなります。
よかったら予約してちょーだい。
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# by tomenosuke_2006 | 2007-03-28 00:30
ブレランをめぐる暴言 2/3 「クォーター・センチュリー」
2007-02-28の記事のつづき。
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↑ 日本版スターログ1981年10月号より、ボーヤ時代の店主が寄稿した取材記事を転載。映画の時代設定を2020年と書いたり主演女優の名前を間違えていたり、一部誤表記あり。大目にみていただければ幸いである。


図面さえあれば製品化は簡単らしいですが、金型代を考えると3000個が採算ベース。
この種の銃はしかし実銃ファンにウケるとは限らず、販売は自信がないと言ってました。
思ったより難しいものなんですね。
映画のマーチャンダイジングの仕事をしている知人からブレランの相談を受けておよそ半年、途中何度か情報交換してきたが、その彼がモデルガンメーカーのM社と打ち合わせをした直後、こんな電話をくれたのだった。
ブレランをめぐり徐々に熱くなっていく、ライセンス関係に詳しく行動力もある彼に、いつしか好感を抱くようになっていた。
彼の話によると、錯綜するブレラン問題にイタリア人弁護士が介入し、1年まえから地上げ屋よろしく動いているらしい。
利権が複雑に入り組んだ地所を、絡んだヒモを解きほぐすがごとく地道に立ち退き交渉しながら買収していく、そういう都市開発の専門業者を地上げ屋というが、錯綜の極みにあるブレランのライセンスをクリアするには地上げ屋に通じる手腕が求められるのだった。
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↑ トイズシンジケートの12 inchフィギュアを使ったカスタム・アンドロイドハンター。アメリカのカスタムフィギュア・スペシャリストabc-express限定。新造型のヘッドに交換され、リアルなベルトと腕時計が追加されている。


「アンドロイドの女ダンサーと大蛇・・・君だったら彼女にどんなダンスを踊らせてみたい?」
リドリー・スコット監督がスネーク・ダンサーのゾーラ役ジョアンナ・キャシディをともなって現れたのは遊星からの物体Xへの参加が決まり、エイリアン以上にビザールなモンスター創りに熱中するロブ・ボーティンのワークショップだった。
やってみたいけれどいまの状況ではとても無理だと前置きして、ロブらしいダンスシーンを提案した。
ひとりでつまらなさそうに踊るダンサーの腹の肉が突然割れて中から大蛇が出現し、彼女のからだにまとわりつくと、まるで愛(ファック)し合うように激しいダンスを披露する。
ロブによるとスコット監督はこのアイディアをいたく気に入ったとか。
いつかいっしょに映画を撮ろうと言い残し、ロブのショップをあとにした。
いうまでもなくふたりは3年後、ユニコーンが印象的なレジェンド光と闇の伝説(1985年公開)でタッグを組むことになる。
一方リック・ベイカーはスコット監督の申し出をにべもなく断っていた。
ジャンクのアンドロイドがいくつも蠢動する朽ちたミュージアムのような(セバスチャンの)アパート。
そのシーンに出来合いのゴリラスーツを着て出てくれないかと頼まれたのである。
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↑ カスタム・アンドロイドハンターのアップ。腕時計が映画に忠実なのかどうかは未確認。研究家の意見をお聞かせ願いたい。


当時、1981年といえば店主がアメリカのインダストリアル・デザインやアール・デコに興味を持ち、LAに散在する古い建築やアンティック・ショップ巡りをはじめた時期でもあった。
中でもメルローズ・アベニューのOff The Wall(オフザウォール)はとりわけユニークなコレクションでお気に入りの場所になっていた。
そこでオーナーのデニス・ボーゼスに紹介されたのがSF映画のプロップを製作レンタルする会社Modern Props(モダーンプロップス)の代表ジョン・ザブルキーで、ブレランのセットデコレーターを兼任していた。
ブレランは未来が舞台の映画にも関わらず、50年前のアール・デコを引用するスタイリッシュな作品だ。
そう語りながら、銀色のラメ入り生地でレストアされたばかりの、じつにアメリカン・デコなオーバースタッフド・イージーチェアをバンに積み込む。
手を貸しながら、その大きな椅子の使い道をたずねると、ザブルキーはひとこと。
ヒーローのアパートメントの真ん中に置く予定だ。
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↑ 当店のブレラン専用ショーケースにならぶ関連フィギュア。左はロイ・バッティのandroid 001、ウィンドーボックス入りがトイズシンジケート製。右はCRMトイズ製デッカードでパッケージには堂々と“無許可”の文字が印刷されている。


自分のまわりでたびたびブレランが話題にのぼり、まだ撮影さえ始まっていないその映画とは見えない糸で結ばれているような気持ちになっていた。
ある時、メルローズ通りの古着屋でスタジオ・クルーが50〜60年代の古着を大量に買ったとか、彼らは撮影が終わると汚れたままの衣裳をまとめて処分しに戻ってくると聞いたが、頭の中で不思議にブレランとリンクした。
翌1982年の夏、その古着屋フリックスはブレランで使われた山ほどの衣裳を売っている店として話題になった。
もちろん店主も出かけて行き、古着ではなく映画用に仕立てられた薄手の綿コートを1着20ドル足らずで何着か手に入れた。
劇中ダウンタウンの雑踏でエキストラたちが着ていたものだった。
そのコートはブレランを指示する日本の友人たちにプレゼントした。
SF作家の川又千秋さんや日本版スターログの編集長がそれをとても気に入り、長いあいだふだん着に使っていたように記憶する。

ブレランとの巡り合わせ、運命のようなものを確信する時が遂に到来した。
件のコートを着たエキストラでごった返す撮影現場に入ることが許され、ほんの数メートル先でハリソン・フォードが銃を撃つアクションカットを目の当たりにできたのだ。
まさかその銃がのちに伝説化するなどとは露ほども知らず。
短い時間だったがスコット監督と言葉を交わすことができた。
ハリソン・フォードとは当時の店主のアパートをお忍びで訪ねてくれた日からおよそ3ヵ月後の再会だった。
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↑ カスタムメイドのロイ・バッティ12 inch.映画クライマックスの出で立ち。


最近、別のルートからブレランのライセンスが一部動いたとの情報があった。
イタリアのアパレル・ブランドDIESELがブレードランナーと名付けたニューラインを次期秋冬ものに投入するとか。
ブラスターを商品化したOFF WORL MFGの主催者は新規の刻印を使った理由のひとつに訴訟の回避を挙げていたが、まさしくそういう時期が到来したのかもしれない。
個人のガレージメーカーなら見逃してくれるのか。
関連商品を量産したり、利益を得てきた会社は窮地に立たされることになるのだろうか。
オフィシャルなブレラン製品をプロデュースすることに懸命な知人はといえば、別の問題を抱え込んでいた。
通常の契約金とは比べようもない額を要求されそうなで、このままでは何もできないというのだ。
ライセンスをクリアするために1年を費やしたイタリア人弁護士としては、半端なビジネスに興味はないということなのか、強硬な気配だとも。
今年2007年6月25日で、ブレランはアメリカ初公開された日からちょうど25周年を迎える。
クォーター・センチュリー(四半世紀)、この節目の年にブレランをめぐる楽しい出来事がひとつでも多く生まれることを期待しないではいられない。
つづく。

当店在庫より、フィギュアいろいろ。
# by tomenosuke_2006 | 2007-03-27 21:22 | TV・映画・ビデオ
海王星計画、沈没す。
ぁんだぁ、日本の大手業者がプロジェクト・ネプチューンを輸入することになったんだってさ。
あっちから留之助に売り込みがあったんで懐具合やら何やら考えてオーダー入れたんだけどね、ついさっき連絡がきた、日本の業者から卸してもらえって。
でも、ま、いいかぁ、ウチが細々売るよりはトイザラスなんかで売られた方がオモチャにとってはシアワセってもんだし。
幸か不幸かでいえば、ウチが扱うオブジェモチャって、不幸な子たちってこと?
早々にご予約いただいた皆さんには、本当にごめんなさい。
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# by tomenosuke_2006 | 2007-03-26 16:36
海王星計画、始動す。
オモチャには分かりやすいのと、そうでないのがある。
まぁ、ここで採り上げるやつのほとんどは後者のクチだね。
分かりにくいから、理解者も少ないから、売れにくいから・・・留之助、みたいな。
留之助でしか扱ってない新作オブジェモチャって、いまじゃけっこうな数(在庫)になったよ、胸張っていうけど。
よそのお店で気軽に買えるのをウチでやったって、新興だもの、勝負にならない。
っていうより、大多数に指示されてるみたいなものに、店主、あまり興味ないんだよね、いまさら。
だからこういうラインナップになる、12個仕入れて8個売れ残る、みたいな。
メインストリームよりは場末、真っ当よりは出来損ない、生徒会長よりは落ちこぼれと遊んだ方が、けっこう意表突かれて面白いよ、昔からそうしてきた。
そんなノリで日夜、商品仕入れに励んでいるのです。
前置きが長くなっちゃったね、で、これどー思います?
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けっこう、分かりやすいんじゃありませんかぁ、じつにアニメ・キャラ的。
やっと契約に漕ぎ着けたメーカーさんSuper Rad Toysのニンギョー・プロジェクトよりは、MEDICOMのVCDディズニー・キャラ(下呂市の倉庫に山ほど在庫あり)に近いよね。
なのに日本の同業者さん、なかなか入れようとしないから留之助でなんとかしてみようかなーって。
ご紹介しましょう、Moon Toad ProductionsからリリースされたProject Neptoon(プロジェクト・ネプチューン=海王星計画)の6人の仲間たち。
ネプチューン(海王星)は正確にはNeptuneと書くんだけれど、マンガのCartoonにひっかけてLooney Tunes(ルーニー・テューンズ)みたいにNeptoonにしましたと、だからスペル間違ってません。
プロジェクト・ネプチューンのクリエイターはSam Fout(サム・フォート)、30代のアニメーターで、ディズニー・スタジオやカートゥーン・ネットワークの仕事したり、オハイオ州立大でファインアートの講師として教壇にも立っている。
地球滅亡後の26世紀、人間化した動物たちが地球に代わる海王星を争奪しあう物語がプロジェクト・ネプチューン。
彼ら動物には武力によって世界を治めようとして絶滅した人間の業を模倣する習性があるんだとか、アイロニーたっぷりの物語は2005年秋に企画され、すでにサムの絵でコミック化、あとは映画化を待つばかり。
2006年のSDCCではじめて主要キャラ6体の立体プロトが公開され話題になり、最近、それをもとに商品化された。
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素材はソフビ、サイズは上の3人が5 inch(約13センチ)、下の3人が7 inch(約18センチ)、それぞれ初回生産500個、まだまだマイナーだから。
キャラ名はっていうと、左上から右へチームアメリカのパイロット、キャプテン・ジャック・マドックス、その仲間のキャデット・スライド・オルソン、元秘密諜報員のナンバー・ワン。
左下から右へ、ちょっと異常な共和国リーダーのメイジャー・リッパー、共和国の軍人でありリッパーの忠実なるしもべナンバー・スリー、二重スパイのスペシャル・エージェント・カクジィ。
きっと上と下は敵対するんだろうな、で、右下のカクジィは上の仲間だったけれど何か弱みを握られてムリヤリ二重スパイにさせられたとか、面白そうな話じゃございませんか。
プロジェクト・ネプチューンは4月はじめに入荷予定、6個セットとバラ売りの両方を検討中だよ、お忘れなく。

サム・フォートのコンセプトアート集。
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# by tomenosuke_2006 | 2007-03-26 00:09
とかく商売というのは、
むずかしいものだね。
ワーコンモデルのこと書いたらメールや電話の問い合わせが相次いで、店長、対応にテンヤワンヤの1日だったみたい。
ほとんどの人がオークションではなくて直販を希望している。
その気持ち、十分わかります。
できればウチも他の取扱商品のように卸値で仕入れ、定められた上代価格で販売できれば何よりなんだけれど、コイルさんの希望はあくまでもオークション。
品物がひとつ用意できたら彼の決めた開始価格で出品し、落札価格との差額の3割がウチへの報酬となる(たとえば6.5万円で出品して10万円で落札されたら、差額3.5万円の3割、つまり1万5百円が留之助の純売上げ、きびしいでしょう)。
オークションの管理、代金の回収、コイルさんへの支払いをウチが担当し、品物はコイルさんから直接落札者へ届けられる仕組み。
前金で在庫を持つ必要がないぶんリスクは皆無だけれど。
コイルさんは我が子のような自作を大切に扱いたいんだろうね、流通をコントロールしたいと考えている。
世界の誰もが同じ条件でワーコンモデルを買う権利がある、これも彼のポリシーだ。
直販希望のみなさん、そんなわけなんでご理解ください。
さしあたって現在出品中のものは留之助に現品があり、落札者にはウチからクロネコヤマトでお届けします。
とかく商売というのは、_a0077842_1984031.jpg
ビジネスライクに考えれば「何だかねぇ」ってこと、留之助ではよくある話なんだけれど、あのロスト・エンジェルやニンギョー・プロジェクトのSuper Rad Toys(スーパーラッドトイズ)と正式に契約できたから、気分は相殺だね。
店主がいまいちばん気になるオブジェモチャ(しょっちゅう気が変わる)が、旬なロウブロウアーティストによる御所人形絵付けプロジェクト。
そのメーカーが留之助を日本で最初の特約店にしてくれた。
いずれこの新しいのについてはじっくり紹介したいと思ってるので、よろしく。
しかし、見てくださいな右の人形、なんとまぁ、この折衷主義はブレラン・ダウンタウンのカオスのようじゃございませんか。
# by tomenosuke_2006 | 2007-03-25 19:18 | 留之助商店計画
ワーコンモデル、ヤフオクに出品しました。
コイルさんは短い休暇をとったあと、5挺の追加オーダーを仕上げるという。
と、同時に数挺のみオールメタル・モデルを完成させるといってきた。
その後のことはまだ決めていない。
ということは、ワーコンモデルのアメリカeByaと日本のヤフオクでの販売は相当先のことになりそうだ。
ということは、留之助がヤフオク出品したモデルの代替品がいつ届くか未定ということ?
とにかくブラスター・ファンのみなさんの熱いビッドを期待しています。
# by tomenosuke_2006 | 2007-03-25 11:41 | プロップ
CS&T Worldcon Model到着、ファーストインプレッション。
リチャード・コイルさんが造ったワーコンモデル最初の15挺のうち、留之助分の2挺が到着した。
大きめの段ボール箱の中にはエアキャップの包みが4つ。
2つはディスプレー用アクリルスタンド、あとの2つが1日も早く握ってみたかった新ブラスターだ。
包みを開けるまえから、すでに驚きが伝わってくる。
何かの間違いかと思わせる重さなのだ。
最初の包みからサイド・スイッチなしワイヤー露出なしのHidden ver.(ヒドゥン・バージョン)が、次ぎにサイド・スイッチにワイヤーが露出したShowing ver.(ショーイング・バージョン)が現れる。
撮影に応じて使い分けられたといわれているヒーロープロップの復元モデルが2挺、いま眼前にならんでいる。
CS&T Worldcon Model到着、ファーストインプレッション。_a0077842_083076.jpg
重い。
ver4.5の物足りなさはとりわけ重量と質感にあったが、新作へのその種の懸念はいっきに払拭された。
握った際の前腕筋に伝わる思いもよらぬ快感。
たとえばHWSがグリップ回りの金属パーツで重さを稼いだのとは異なり、準備と試作に時間を費やしただけあって外見や構造のみならず、ワーコンモデルは絶妙のウェイトバランスで仕上がっている。
金属パーツの多用と配分にも作者の並々ならぬ苦心がうかがえるのだ。
バレルをはじめ、トリガー、トリガーガード、レバーを含むボルト1式、レバー横のノブ、シリンダーのスイングアーム、グリップエンド、5発の疑似弾などを金属で再現し、総重量約840グラムとした。
大きい。
大きくなったのはグリップフレーム、それにともない透明グリップも大型化、ディテールも改良された。
同じくグリップエンドも形状が変更され大型化した。
トップヘヴィなイメージがブラスターの外見的特徴だったが、実際のプロポーションはよりシンメトリィだったと知る。
CS&T Worldcon Model到着、ファーストインプレッション。_a0077842_1455138.jpg
光る。
レーザーサイトの両端にグリーンのLEDを追加搭載し、ステアーマガジン部の5つのLEDとともに連動して発光。
ヒドゥン・バージョンは前作同様、爪楊枝でオン・オフし、ショーイング・バージョンは右側面に設けられたスイッチで操作する。
レッドにグリーンの光が加わり、薄暗い場所でスイッチを入れるとハッとさせられる綺麗さだ。
細部。
右側面シリンダーカバー前のボタンパーツは、従来のマイナス・スクリューとWeaver scope knob(ウェバー・スコープ・ノブ)の2種類が付属する。
検証の結果、どちらか一方だけが使われたと断定するにはいたらなかったためだ。
いずれにせよ後者のウェバー・スコープ・ノブは実物をキャスティングして造られた。
その他、サム・リリースで直接シリンダーがスウィング可能となった。
ボルトと連動してバレル先端上部のファイヤリングピンが可動し、約1センチ後退したポイントで止まるよう改良された(スクリューひとつ外せば従来通りの完全後退も可)。
右側面カバーのアールがより強調されグラマラスに、内側は肉抜きされボルトを上げた際、内部にシリンダーが見える仕様となった。
もちろんツートーン。
試作や製作段階の写真から受けたエッジの甘さもなく、じつにシャープな仕上がりで申し分ない。
総括。
究竟とか、究極的といわれるものは、もうこれ以上はないという意味で空虚ですらある。
このワーコンモデルからは、何かを成し遂げてしまったコイルという人がいま抱いているであろう虚無感、そしてやっと訪れた心の平穏さえ、伝わってくるのだ。
神聖なるデッカードブラスター。
世界でいちばん神秘的なステージガンに拘り続けた男、リチャード・コイルにひとまず「お疲れさま」といってあげたい。

彼はここでしばらく休養したあとワーコンモデルの製作に復帰するという。
日本でのレップのオファをいただいているので、いずれ留之助が普及に一役かうことになるかもしれない。
コイルさんの希望はアメリカ本国同様オークションでの販売が中心となるが、彼の希望もあって留之助所有の1挺(ヒドゥン・バージョン)を近くヤフオクに出品することに。
希望落札価格を設定せず、原価(商品価格$445+送料$35+関税¥2550)を開始価格に出品して、反応を知りたいとコイルさん。
それは店主も同じだけれど、そんなことよりいつ店主秘蔵用ヒドゥン・バージョン回してもらえるのか、そこらへんのことハッキリさせておきたいものです。

こちらにもワーコンモデルの画像あり。
# by tomenosuke_2006 | 2007-03-25 04:16 | プロップ
OBEYのショーが渋谷ではじまったんだね。
オベイ・ジャイアント=シェパード・フェアレイのショーが3月23日から東京渋谷のトーキョーワンダーサイトで始まったってこと、ひょんなことで知った。
展覧会の正式タイトルはTEH EAST/WEST PROPAGANDA PROJECT、サブタイトルはOBEY GIANT VERSUS WK INTERACTとある。
ストリートアートの2傑、西のオベイ対東のWK・インターアクトが“プロパガンダ”をコンセプトに対決型コラボレーションを展開するとか、観に行こーっと。
ま、アメリカをはじめ世界のストリートシーンで過激かつゲリラチックに活動する彼らの作品がアニエスベー・プレゼンツで、ファンシーな会場を舞台にどんなふうに映えるのか、とても楽しみだよ。
ちなみにアーティストが来日する予定はないみたい。
ちなみにWKはいまんところオモチャやってません。

OBEYのショーが渋谷ではじまったんだね。_a0077842_18544758.jpg

TEH EAST/WEST PROPAGANDA PROJECT
OBEY GIANT VERSUS WK INTERACT
トーキョーワンダーサイト渋谷
日時 : 2007年3月23日(金)〜4月22日(日)
時間 : 11:00〜19:00(入場は閉館30分前まで)
入場料 : 無料


ところで今回のショーを知ったのはSTRANGEcoから届いた新刊案内がきっかけだった。
どれも店主好みのグラフィックなやつで、直接デザイナーズトイとは結びつかないけれどSTRANGEcoが扱うだけあって十分オブジェモチャな内容の3冊。
Amazonに対抗したら値段で完全に敗北、けど、きっと入れちゃうんだろうなぁSWINDLEの二の舞い。
ま、とにかくその3冊の出版社(ベルリン)Die Gestalten Verlag (dgv)のサイトをのぞいたら、そのトップページにショーの紹介記事が出ていたと。
渋谷のイベントをサンフランシスコからのメール経由ベルリンのサイトで知る、ぴあ関東版とかいらないよね。
さて、例の3冊につきましては発注を決意しましたなら、ただちにご紹介させていただきたく思いますので、いましばらくお待ちください。
店主 敬白
# by tomenosuke_2006 | 2007-03-24 00:29 | ロウブロウアート
タトゥー129?
まだまだ在庫ございますのジャーマイン・ロジャースの129だけど、以前紹介したときピンクが最初だなんていいかげんなこと書いちゃったね。
情報筋の話では、悪役ネコ目のDeroがダーティジョブ処理用に作ったのがレプリカント(?)の129。
なのに意志持ちはじめて、ついにはご主人さまのいうこと聞かなくなってしまう。
つまりいいヤツに生まれ変わったと、よく聞く話(設定)だね。
その129、じつはピンク版が500体作られるまえに、2006年夏のSDCC(サンディエゴ・コミック・コンベンション)で100体限定のクロ版がこっそり売られたらしい、やられたねぇ。
そのクロとピンクに生みの親のジャーマインが墨を入れた・・・じゃなかった、絵を描いたワンオフがやっと届いたからお披露目するよ。
クロは別名ヴィンセント、お腹の絵はあの不遇の画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ。
ゴッホ・マニアのジャーマインの力作だ。
ピンクのお腹には堂々とART IS PRODUCT(芸術は作り物なり)の文字、で、いたるところに$マーク。
ゴッホが得られなかった富と名声を、このピンクは絶対手に入れてみせるってか?
そんな2色の129はじめ、けっこうより抜きのオブジェモチャが集まったことだし、留之助ホームページのワンオフ・コーナー、そろそろまとめないといけないね。
値段が値段だからあまり売れるとは思わないけど、話の種にはしてもらえそうだ。

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# by tomenosuke_2006 | 2007-03-24 00:20
最新製品ではないけれど、あとオクトポ。
オレゴン州ポートランドをベースにSF色の濃いデザイナーズトイを発表しているDerek Welch(デレク・ウェルチ)とJason Bacon(ジェイソン・ベーコン)のふたりが主催するUNKL BRAND(アンクルブランド)。
最近では2 inchの宇宙服着たようなミニフィギュアUniPo(ユニポ)シリーズがリーズナブル&キュートで売れてるみたいだけれど、やっぱり彼らを有名にしたのは2005年のSUGシリーズ(下の写真)でしょう。
高さ30センチ×幅20センチの大判オブジェモチャは中に操縦士のかわいい顔が見えるパワードスーツ風で大ヒットした。
もちろん2005年版はとっくに絶版、でも留之助にはある
最新製品ではないけれど、あとオクトポ。_a0077842_1835746.jpg
別の機会に紹介するつもりだけれどUNKL BRANDはMa.K.の横山宏さんから表面処理デザインを提供してもらって12 inchのHazMaPo(ハズマポ)Kaw Yokoyama ver.なんてのも出している。
とにかくSF少年好みのオリジナル作品を開発販売しているUNKL BRANDが、はじめて外のブランドのためにデザインしたのがANDROID 8のOctopo(オクトポ)だったと。
最新製品ではないけれど、あとオクトポ。_a0077842_1954677.jpg
これだけでも十分レアな話なんだけど、じつはラストボーイと同じくこちらのオブジェモチャもANDROID 8 exclusive、つまりショップ限定で留之助に卸してもらえたこと自体、けっこうレアな出来事だったりするのだよ。
角のない丸みを帯びた流線でデザインされたオクトポもラストボーイと同じロボット、が、こちらは超クリーンなイメージで身長は6inch(15センチ)、500個限定。
テーブルのような4本の足を持ち、指も4本。
右手のグローブを取ると中からワイヤが4本露出する、折り曲げ可能。
背中にはミニ8と呼ばれるコミュニケーション・ユニットを持ち、磁石内蔵で取り外し可能。
パーツのいたるところにプリントされたブルーの文字にもちゃんと意味があり、そこらへんのディテールこそUNKL BRAND的といえるね。
気になる人は、買って確認するっきゃないでしょう。
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# by tomenosuke_2006 | 2007-03-22 19:47