タグ:フーバービル・ラッキー・ラビット ( 3 ) タグの人気記事
蔵出し・世界大恐慌時代のスモーキンラビット
DELIVERY FROM WAREHOUSE: 10" Hooverville Lucky Labbit by Kozik

昼過ぎ、用事で銀行に寄ったのですが、換気のために防煙窓が開け放たれ、カウンターには飛沫防止用の透明ビニールが張られて、いささか寒い店内でしたが新型コロナウィルスの感染防止策の徹底ぶりに感心してしまいました。
が、道をはさんだ真向かいのパチンコ屋は普通に営業していて、ガラスドア越しに中を覗くと絵に描いたような三密状態で、この、なんというか、巨大人食い鮫が獲物を狙うアミティの沖合で、水遊びに興ずる人たちを目の当たりにしたような気になって、オヤオヤと思ったのでした。
実際のところ、「お前ら、とっとと喰われちまえ」とイケナイ気持ちが頭をもたげたのですが、敵はホオジロザメよりたちが悪い、パチンコとは無関係の人にさえ危害を及ぼす新型ウィルスなんですよね。
ブロディ署長ならパチンコ屋に乗り込んでいって「陸に上がれ!」、じゃなくって「全員解散!」と叫ぶところなんでしょうが、ここ下呂温泉にはそんな気概のある人はいなさそうです。
ちなみに銀行の隣は下呂警察署の下呂温泉交番で、パチンコ屋の向かえには下呂警察署の署長歴任者でもある新市長を迎えたばかりの下呂市役所があったりします。
蔵出し・世界大恐慌時代のスモーキンラビット_a0077842_11453950.jpg

Jaws Eating Quint Deluxe Pop! Vinyl Figure
当店では取り扱っていません

さて、夕食前にルーチンの薄暮ウォーキングに出かけると、ますます異様な光景に遭遇します。
日に日に臨時休業する旅館が増えて、いまでは温泉街にともる灯もまばらで、まるで廃墟のようなんです。
廃墟といえば、1929年の株価の暴落でアメリカが廃墟と化した世界恐慌時代の文化全般に興味があって、いまから30年もまえのことですが、何冊か本も書きました。
『モダニティ '30年代アメリカのスタイル』(1986年・講談社)、『'30年代アメリカのマガジンアド・グラフィック/1・2巻』(1989年・学研)、『ハリウッド・マイアミ アメリカン・デコの楽園』(1990年・学研・海野弘先生と共著)、『ニューヨーク 摩天楼のアール・デコ』(1990年・学研・海野弘先生と共著)などです。
1990年には東京新聞社主催の『1930年代のモダン・スタイリング アメリカン・デコ』展も監修しました。
この展覧会は、店主がLAに住んでいた1980年から10年がかりで集めたアメリカン・デコとインダストリアル・デザインに関するマッチのラベルから自動車に至るおよそ2000点のコレクションを通じて、不況時代に生まれたデザインがいかに人の意識を変え、イノベーションを起こしたかを紹介するものでした。
その後、コレクションは名古屋市に買い取られ、国際デザインセンターの所蔵品として数年まえまでデザイン・ミュージアムを賑わせていましたが、いまは別の企業に売却されたと聞いています。
蔵出し・世界大恐慌時代のスモーキンラビット_a0077842_23320150.jpg

通販部門は変わらず営業いたします

とにかく廃墟のような街並みの元凶が株価の暴落によるものではなく、コロナウィルスという未知の感染症だという点が厄介過ぎます。
感染拡大の防止策がうまく機能しないと、つまりおうちでジッとしていないと医療の崩壊で助かる命も助からなければ、経済破綻どころか真の地獄が待ちうけていると思ったりするわけです、小心者のワタシは。
そこでモチャに願を懸けようと、取り出したるは世界恐慌時代の浮浪者をモチーフにしたフランク・コジックのフーバービル・ラッキー・ラビット(下の画像)。
フーバービルとは当時のホームレスの人々がおっ建てたあばら屋が立ち並ぶ町(vill = 町)のことで、1929年から33年まで大統領を勤め、アメリカを恐慌に陥れたと非難されたダメ大統領ハーバート・フーバーからきています。
1930年代初頭を舞台にしたピーター・ジャクソン監督の『キング・コング』(2005年)では、セントラル・パークのフーバービルが克明に再現されていましたし、同時期のNYが舞台のミュージカル『アニー』の、59番街橋の下のフーバービルで歌われる「We'd Like to Thank You Herbert Hoover = 感謝するわ、ハーバート・フーバー」という皮肉に満ちた楽曲は有名です。
で、トランプビルとかアベノビルなんてのが生まれないですみますようにと願いを込めて、大事にとっておいたフーバービル・ラッキー・ラビットを蔵出し販売したいと思います。
のついでに、さらにレアなスモーキンラビットを2匹、便乗販売する魂胆なんですよ。

ご注文はこちらから→https://tomenosuke.stores.jp/
蔵出し・世界大恐慌時代のスモーキンラビット_a0077842_13572399.jpg

by tomenosuke_2006 | 2020-04-22 18:15 | Kidrobot 新製品情報
フーバービル・ラッキー・ラビット、出荷開始
SHIPPING START!: 10" Hooverville Lucky Labbit

デス・ディーラーのラビットは全長180ミリの7インチ・サイズだけれど、こっちは255ミリのたっぷりおデブな10インチをプラットフォームにしている。
で、喫煙を奨励しているようで世間体も悪いからと、4年まえに鳴りを潜めたスモーキンラビットのご帰還ときた。
1930年代に作られたモノクロ漫画映画から抜け出してきたような放浪者風。
ちなみに製品名のフーバービルとは、大恐慌時代のアメリカ各地でホームレスの人々がおっ建てたあばら屋が立ち並ぶ街の俗称なのだった。

ご注文はこちらから→https://goo.gl/CHaFhr
フーバービル・ラッキー・ラビット、出荷開始_a0077842_952861.jpg
From the creative mind of Frank Kozik comes a new twist on the classic Smorkin' Labbit. This 10" Hooverville Labbit throws back to the depression era with a lovable hobo complete with his frayed overalls, stubble and of course signature cigarette. Coming in a vintage black, grey and white colorway as a reminder of the days of yore, this piece is the perfect compliment to any collection!

More
by tomenosuke_2006 | 2016-10-03 09:38 | Kidrobot 新製品情報
4年ぶりのタバコをくわえた10インチ・スモーキンラビット
10" Hooverville Lucky Labbit by Frank Kozik

コジック・ラビットは、やっぱ、タバコをくわえてなきゃ。
これは2012年5月に発売されたクリア・ピンククリア・ブルーの10インチ・ラビット以来、4年ぶりとなるスモーキン版であり、大恐慌時代の放浪者がモチーフとなるモノクロ仕様。
当時のホームレスの人々がおっ建てたあばら屋が立ち並ぶ街、俗称フーバービルをネーミングに使い、まさにあのころの漫画映画を彷彿とさせるパッケージにおさまる。
ちなみにフーバービルの「フーバー」とは、1929年から33年まで米大統領を勤め、アメリカを恐慌に陥れたと非難された、時のダメ大統領ハーバート・フーバーのこと。
ということで、そんな時代をとらえた作者コジック描き下ろしの粋なパッケージ・アートをご覧あれ。。
4年ぶりのタバコをくわえた10インチ・スモーキンラビット_a0077842_11421579.jpg
From the creative mind of Frank Kozik comes a new twist on the classic Smorkin' Labbit. This 10" Hooverville Labbit throws back to the depression era with a lovable hobo complete with his frayed overalls, stubble and of course signature cigarette. Coming in a vintage black, grey and white colorway as a reminder of the days of yore, this piece is the perfect compliment to any collection!
by tomenosuke_2006 | 2016-05-04 11:50 | Kidrobot 新製品情報