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留之助ホームページ、一部更新しました。
a0077842_11173681.jpg留之助ホームページがなかなか進まなくて、申し訳ございません。
一部、画像をアップしているデザイナーズトイのページをご覧になった方から、これってコレクション自慢のサイトですかっていわれちゃいました。
そうではないんです。
売らんかなのサイトなんです。
で、とりあえずダニーにプライス入れました。
入荷新着情報のフォーマットを変更して、商品も一部入れ替えました。
アイスボットの冷蔵庫風パッケージも見られます。
入荷したばかりのゲーリー・ベースマンの新色キューイーもあります。
バッキンハム禁猟区のクマさん・・・以前、発売されたDKNYとのコラボ版(グリーン)の色違いで、今度はオレンジとブルーの2色です。
きれいです、よろしく。
by tomenosuke_2006 | 2006-10-27 11:19 | 留之助商店計画
冴えたジィちゃんに会いました。
ゲーリー・ベースマン作のM.O.D.ダニーと連れだって臥龍温泉センチュリーひまわりへ風呂浴びに行きました。
というのはウソで、店主の秘かな愉しみ・・・留之助商店のサイトで使うカット写真を撮りに、愛機GR DIGITAL首から下げて出かけたわけです。
テーマは“ダニーのいる風景”。
飛騨高山界隈の店主馴染の店や好みの場所に、選りすぐりのダニーを置いてパチリとやる。
そうやって撮りだめた写真から数点選び出し、とりあえずサイトのトップからリンクする(予定の)「Shopping・お買い物方法」のページでスライドショーしてみようかと。
で、けさ、たまに出かけるひまわりの露天風呂で撮ることを思いたち、湯気の立ちこめる大浴場を抜けて、その先にある露天風呂へ出てみると、先客がふたり。
うち、ひとりのジィちゃん(写真左の人)が、じつはとっても冴えてたという話を、まずさせていただきます。
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湯船にダニーを浮かべて撮るというのが、今回の絵作りのキモ。
するとどうしてもジィちゃんが写真に入ってしまうんで、まず了解を得る。
「カメラ意識しないで、自然にしててください、すぐすませますから」
アングル決めるのに1分、絞りを変えて数カット、撮影の全所要時間はおよそ3分といったところでしょうか。
「ありがとうございました」
するとジィちゃんが聞いてきたんです。
「その人形はナンや?」
「はい、これはアメリカのもので、もとは無地の人形なんですが、いろんな画家やデザイナーが思いのままに絵を描き、数量限定で売られているもののひとつなんです」
「ほー、人形がキャンバスなわけやな」
「あっ、はい、まさにそのとおりです。画家が平面のキャンバスがわりに立体の人形に絵を描いてるんです」
「タダのオモチャに見えるが、芸術なんや」
「まったく・・・です。ぼくはこういうのを、ですから、オモチャのような芸術のようなオブジェモチャっていってます」
「オブジェモチャか、そりゃわかりやすい」
人間、スッポンポンになってしまうと、言葉でも交わさないかぎり素性や人柄など知るすべもない。
このジィちゃんは、ただ者ではなかったのだった。

いつか機会があったら話してみたいと思っていたことがある。
いわゆる店主が注目するモチャの中でも、とりわけデザイナーズトイといわれている品々、の中でも、とくにキッドロボット製品の異色性について。
ダニーやキッドロボット・シリーズ(10/7の記事で紹介)などは、本国アメリカではモチャコレクターだけでなく、アート好きなセレブのあいだで人気が高い。
新作が出るたび開かれるリリース・パーティの写真を見たりすると(店主、その高い敷居を乗り越えていく自信がないかも)、主催者の狙いを読みとることができる。
つまり彼らはダニーやキッドロボットを、ブロンズや大理石などの伝統素材を使った彫刻作品に匹敵する、大人向けの、じつに今日的な“マスアピールの強いポップアート”として扱っている。
コミックやグラフィティや音楽や映画やストリートカルチャーの美的感覚を、プラスティックやソフビを使って具現化させたものがキッドロボット製品なのだ。
新しもの好きなセレブたちがイームズなインテリアにひとつ、ダニーを置く。
壁には、タバコをくわえたウサギを4色4枚に刷り上げ、それぞれ正方形のフレームにおさめた絵が、上下に2点ずつ。
キッドロボット製品を飾るのに、たしかに四畳半や茶ダンスの上はふさわしくない。
相応の空間が必要だろう。
たかがモチャを味わう豊かな感性と、ゆとりと、ユーモアさえ求められる。
店の奥にエイリアンやプレデターのアフィギュアがならぶ高山市本町3丁目44番地ではなくて、六本木ヒルズとか表参道ヒルズに専門のギャラリーがあってこそ自然なのかもしれない、キッドロボット製品には。
とにかく店主は分不相応な世界に足を踏み入れてしまったような気がするのだった。
できればきょうの写真撮り、女湯にしたかったなどと思っているようでは、セレブの仲間入りは永遠にムリでしょうね、分かってますって。
by tomenosuke_2006 | 2006-10-19 18:12
M.O.D. ダニー。Nさんのコメントへのレスをかねて。
Nさん、とうとうダニーを養子にされましたか。
ひとりぽっちはさびしいですから、またひとり別のお洋服着た子を、さらにちがう顔の子をと、どんどん兄弟、増やしてやってくださいね。
ところでベースマン父さんの赤いダニーは通称M.O.D. と呼ばれ、去年2005年の秋、このシリーズではいちばん多い3000個限定でリリースされたものです。
その少しまえの夏、SDCC限定版の黒バージョンが300個だけ会場で売られました。
ちなみに当店には、そのコミコン会場で行われたベースマン父さんのサイン会で入手したサイン入り黒M.O.D.の在庫もございます、念のため・・・。
ついでですからM.O.D.の意味などについてご紹介させていただきます。
M.O.D.とはManifestation of Desireのイニシャル。
“願望の現われ”とか“願望の出現”とでも訳せばいいでしょう。
ベースマン作品の特徴に“表裏一体”というのがありまして、つまり表面的な愛くるしさと、内なる欲望やセックスへの願望を同時に表現するというもの。
にいぜきさんのおっしゃるエッチな感じこそ、M.O.D. ダニーのダークサイド。
ベースマン作品の、いちばん“らしい”ところなんです。
一粒で二度おいしいM.O.D. ダニー・・・店主のツボにピタッときてます。
もひとつついでに、ベースマン作のWHITE BEAR QEE(写真右)も紹介しておきますね。
ますますエッチ?
ダークサイドが下腹部に顕著にあらわれております。
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by tomenosuke_2006 | 2006-10-04 09:39
レディ・キロワット
留之助商店のショーウィンドーの中で1日中、けなげに発光しているネオンサイン、レディ・キロワット君について、電話やメールでお問い合わせいただきました。
「ありゃ、なんだ?」っていうのから、「おいくら?」まで、いろいろ数件。
この場を借りてお答えします。
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日本ではジッポーライター・ファンのあいだでけっこうポピュラーなのが、このレディ・キロワット。
彼の顔をプリントしたライターなどが、レディキロなどと呼ばれたりしているみたいです。
レディとは女性のLADYではなくて、赤みがかったという意味のREDDY。
生まれは1925年。
アラバマ電力会社に勤めるアシュトン・B・コリンズ氏が仕事帰りに物凄い落雷を目撃、まるでその光が人の手足のように見えたところからレディ・キロワットを発想しました。
イナズマのからだに、ゴムの手袋とブーツ、電球の鼻と電気コンセントの耳。
翌年の1926年にフィラデルフィア電力が最初のライセンス契約会社となり、数年のうちには全米の200社をこえる電気施設会社がそれに加わり、愛嬌たっぷりのレディ・キロワットを看板やノベルティなどにあしらい、電気の普及につとめました。
そう、1920年代のこのころというのは、アメリカの一般家庭に直流電気のコンセントが普及し始めた時期で、ラジオやさまざまな電化製品の第一次ブーム。
レディ・キロワットといえば、モダンな電化生活を象徴するアメリカの代表的キャラクターだったのです。
1930年代にはコミックヒーローとなり、1940年代にはReddy-Made Magicという電気の歴史をたどる映画で主役をつとめ、1950年代にはその続編ともいうべきMighty Atomが作られました(何でも知りたい店主ですが、この種の映画を観る機会にはまだめぐり合ってません)。
余談ですが、1950年代には革命政権のカストロ首相によって、レディ・キロワットのキューバでの使用が禁止されたことがあったとか。
あまりにも敵国アメリカ的だという理由だったそうです。
で、当店のレディ・キロワット君は1940〜50年代製。
お客さんが訪れる電力会社のオフィスやショールーム用に手作りされたものです。
高さはちょうど大人の身長ぐらいで、表面はホウロウ仕上げ。
メタルワークも素晴らしく、むかしはアメリカにもこんなに細かい職人仕事をこなす人がいたんだなと感心してしまいます。
お値段の方は3,150,000円、消費税込み、配送料別となっております。
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店主大好きのゲーリー・ベースマンがレディ・キロワットを引用(右上)した作品を発表しています。
好みがどこか共通しているようで、うれしいような。
原画は高すぎて、機会もなくて、いまのところ手に入ってませんが、2年前に出た50部限定のポスターはしっかり確保してます。
いずれお店に出す予定です。
by tomenosuke_2006 | 2006-10-03 11:18 | ムカシモチャ
ホームページ、更新しました。
トップページ→デザイナーズトイ→ミスター・ベースマンとたどってみてください。
ゲイリー・ベースマン作のフィギュアなど、23点がご覧いただけます。
18番のショルダーバッグは100個限定のうちの1個。
自分用に下ろそうか、悩んでます。
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by tomenosuke_2006 | 2006-09-08 23:16 | 留之助商店計画
Gary Baseman
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玩具みたいな芸術みたいなオブジェモチャ専門店「留之助商店」の取扱品目に、ロウブロウアートというジャンルを設けてみた・・・ただいまホームページ鋭意準備中!
ハイテク(先端技術)の対極にロウテクがあるように、ハイブロウ(知的で高級)に対峙させてロウブロウと呼び、気軽に芸術を楽しんでもらうつもりでいる。
デザイナーズトイとの違いは、前者が立体であるのに対し、こっちは平面。
人形とポスターの違いのようなもで、同じアーティストがふたつのフィールドを往き来する。
ベアブリックのデザインなどで日本にもファンの多いフランク・コジックをはじめ、ティム・ビスカップとその奥さんのセオナ・ホン、店主一押しのゲイリー・ベースマンたちによる限定版が、ごっちゃり用意されている。
で、きょうはそのゲーリー・ベースマンの紹介を。
ロサンゼルスに住む彼は、New Yorker、Time、Rolling Stone、GQといったアメリカの代表的なメジャー雑誌で活躍するイラストレーターとして、まず有名になった。
CMでコラボした企業にはNIKE、Mercedes-Benz、Capitol Recordなどのビッグネームが名を連ねてもいる。
もちろんオモチャの世界でも活躍し、世に出す限定版トイは片っ端から売れて、発売の翌日にはebayなどのオークションサイトでプレミア価格で落札されたりする。
超売れっ子にもかかわらずサービス精神旺盛で、メディアの取材やサイン会を積極的にこなし、ファンを大切にする気さくな人物でもある。
彼のサイトのネットショップ(残念ながら現在休止中)で何度か買い物するうちに、店長はゲーリーをますます好きになってしまった。
Gary Baseman Studiosとう名で送られてくるメールは、日を追うごとにフレンドリーになり、アートワークやフィギュアの写真が添付されるようになって、あるとき質問してみると、ゲーリーその人がメールを打っていたのだ。
つまり通販の事務ごとまで、彼自らこなしていたわけ。
どうりで送料を聞いても、レスポンスがいまいちだったわけだ。
確かにフィギュアとポスターと本をまとめた国際郵便の送料なんて、即答できるものではない。
もしや彼はその荷物を持って郵便局へ行き、料金を確かめていたりして。
イラストレーターやトイデザイナーとして成功しただけでなく、3年連続でエミー賞に輝いたTVアニメTeacher's Petのエグゼクティブ・プロデューサーが、である。
Tobyトビー(左上の写真の無数のヌイグルミまたは右上の絵の少女の膝上のキャラ)やDumbLuckダムラックなど、 奇妙なキャラクターの生みの親。a0077842_20424437.jpg
DunnyダニーやQeeキューイでもゲーリー節を発揮している。
あの体中にプリントされたダークでドープなシミには、幾重にも折り重なった物語のレイヤーが潜んでいるような、見つめるほどに引き込まれるカワイク残酷な魅力。
当店では、すでに絶版となって久しいゲーリーのフィギュアを含む圧倒的なコレクションを披露する。
乞うご期待!
by tomenosuke_2006 | 2006-07-14 21:03 | ロウブロウアート